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エッセイ 思索にふける

今週の日曜日は優雅に喫茶店でコーヒーを啜った吾輩である。

もともと隣の格安ラーメン店で350円のスー麺を啜る予定であったが、「たまにはお洒落に決めたい」と考え、スー麺の倍近い値段のコーヒーを隣店で嗜むことにした。

言うまでもなく、美味しかった。

そして、昼時だったので、コーヒーの前にカルボナーラを頼んだ。おかげで、財布が野口さん一枚分軽くなった。「安倍氏の10万円をもっと有意義に使いなさい!」世間は吾輩を叱責するだろう。しかし、吾輩はこう言い返す。「今回の10万円給付は安倍氏ではなく、公明党の山口氏の提案だぞ!」と。

脳内問答を経て、ぼんやり湖を眺めながら、思索にふける。
「小説を描きたいって、お前は現実から逃げているだけではないか?」世間体がまた吾輩を問い詰めようとする。しかし、またしても吾輩は言い返す。「小説は現実から逃げてナンボだろ!?」

しかし最近、学生生活をモチーフとした小説を読むことが多いのであるが、あまり吾輩の地元に関する学生モノの小説は少ないように思う。
そうだ。もし、小説を書くとしたら、学生モノが良いナぁと夢想する。

「思ってんなら、さっさと書かんかい!ブログでチマチマしやがって!」
リーゼントを携えた世間体先輩がブンブンとバイクを鳴らしながら、吾輩を煽ってくる。

痺れを切らした吾輩はこう言い返す。
「確かに」と。


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