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エッセイ ノリスケ氏の最近の動静

・正義のヒーロー「オマワリサン」によって負の刻印を植え付けられたため、非正義のヒーロー「ノリスケおじさん」は不本意にステイホームをしている。「誰か救ってくれ」と呼びかけた。

・『南方熊楠』(中公新書、2015年)をバイト先にて読了。バイト先の職員の方から「何読んでいるの?」と聞かれ、「南方熊楠を読んでいます。面白いですよ」と伝えたら、何とも形容し難い表情をされた。その後、「ゆっくり満喫してください」と言われた。(もちろん、仕事はしている)同じバイトであるというのに、某ゲームセンターとは天と地ほどの差である。「読書しながらお金をもらってイイのだろうか?バチが当たって、天災が降り注いでくるのではないか?くわばらくわばらー」と無用の心配をした。

・南方熊楠という人物はあらゆる世界でフィールドワークをしてきた人物であるが、思いのほか、内向的な人物であることがわかった。内向的なところはノリスケ氏とよく似ているナァと言って、勝手に偉人と自分とを結びつけて悦に入った。お恥ずかしいことである。

・森見登美彦ではなく、森博嗣「スカイ・クロラ」を読了。時折入ってくる主人公の無用のジョークに「ああ森博嗣ですわぁ」とか思いながら、1人でぶつぶつ言う。「キルドレ」(歳を取らない人間)とは面白い発想だと思う。

・県立図書館で怪しげな本を借りる。
(石橋湛山評論集、マノンレスコー、ロビンソンクルーソーの上と下)、卒業研究に必要そうな本…etc。マノンレスコーは一度挫折したので、次こそは最後まで読みたい。

・日記をつける。ここのブログは正直言ってファンタジーなので、本当の日記は大学ノートに書き込むことにした。

・「内なる虎」に唆されて、大きな山(標高1700メートルぐらい)を登った。疲労感と達成感と筋肉痛を持ち帰り、日常生活に支障をきたした。その後の温泉とラーメンは格別であったという。

・一眼レフカメラを携え、色んなところの写真を撮った。アウトドアでナイスガイになるべく、努力するも、結実しない。頭の中の妄想はピンク色だらけで解像度も低く、とても見れたものではないが、一眼レフで撮った写真は解像度が高く、見応え抜群である。随時モデルを募集するとのこと。

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