久しぶりに車酔いをしてしました。しかも人生で一番酷いヤツ。

先日はバスに乗って山道を移動をしたのですが、何年かぶりにもの凄い車酔いを体験してしまいました。
しかもたぶん、人生で最悪レベルです。

道がクネクネしていたということもあって、体が右へ左へ何度も何度も揺られてしまったのが原因だと思います。

当初は景色が素晴らしかったので、外を見て楽しんでいたんですよ。
なのに10分ほどで『これはヤバい』と、楽しむ余裕がなくなり始め、そこからは己との勝負でした。

前日にほとんど睡眠を取ってなかったのもいけなかったのでしょう。

で、まあ、それでも前半の上り道は乗り切ったのですが、下り道に入った途端に、あっさり限界を迎えてしまいました。

傾斜がかなりあったせいで、力を入れていないと体を背もたれに固定することも難しかったんですね。

もう、絶対にゲロると思いました。

大切な人と一緒にいたのですけれど、これは寝るしか助かる方法はないと思い、『少しだけ休ませてもらう』と宣言をした上で、目蓋を閉じました。

でも体がガックンガックン揺れて、寝るどころじゃない。


約1時間弱。なのに強烈な吐き気に堪え続けたこともあって、果てしなく長く感じる時間でした。

終点にたどり着いた瞬間は、ようやく解放されたと本気で喜びましたね。

……ところがまだ終わりじゃなかったのです。

降りてからも目眩は続き、吐き気は収まらず、頭痛に悩まされ続け、そんな最悪の状態が夜遅くまで続きました。

一緒にいた人を心配させたらいけないと、頑張って平気なフリを続けていましたが、夜、ようやく一人になった瞬間、完全に動くのを諦めて、少しの間ベンチでうなだれながら休みました。

それ以外は本当に楽しい充実した一日だっただけに、あの山道でのバス移動がなかったらと本気で思います。