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シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観てきました

※ネタバレはありません。

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日曜日に「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を観に行きました。

映画は落ち着いたら観に行こうかくらいに思っていました。

ネタバレしていても気にしないタイプなので、予習がてらネタバレ投稿や映画感想のYouTube動画を見ていたら、猛烈に観たくなる要素(映画内で使用される音楽)があったので、急いで足を運んだ次第です。

感想は、とにかく良かったです。内容が良かったのと、無事に終わってホッとしたという意味の良かったの両方です。

思いがけず序盤の穏やかなシーンですでに涙。そして一番気になっていた音楽はとても盛り上がるシーンで流れたので、震えが来るくらい泣いてしまいました。

上映時間が結構長いのでトイレ行きたくなったら嫌だなとか思っていたのですが、泣きすぎて逆に水分足りないくらいでした。

相変わらず難しい用語や表現がこれでもかとあって、事前にネタバレ見ていても意味が分からない所がたくさんありましたが、それ以上に素晴らしいと思える内容でした。様々な登場人物の変化や成長、覚悟、そして解放が描かれていました。面白い手法の映像表現がたくさんあってとても興味深かったです。

テレビ放送時、私は20歳頃でした。当時まだ若かった私にとって、圧倒的な情報量と様々に絡まった謎が魅力的で、給料でレーザーディスクを買ったり関連書籍やグッズなどもあれこれ買っていました。

アニメの最終回と旧劇場版の最後は急にシャッターを下ろされたような感じがして、その後は何となく熱も冷めてしまい、10年ほど経って新劇場版が始まった時には私はもうすっかり大人になり、かつてほどの情熱でエヴァを見る事はありませんでした。

新劇場版は映画が公開されたらとりあえず空いた頃に1回観に行く、そのくらいの距離感で緩く付き合ってきました。それでも序→2007年、破→2009年、Q→2012年、そして2021年公開となった今回。序の公開からさらに10年以上も経っていました。

今回も落ち着いてから行こうかなと思っていたのですが、まさか公開後1週間以内に観に行くとは。しかも数日前までエヴァ熱量があまりなかったのに大泣きするなんて。

のめり込んだり離れたりしましたが、今までこのアニメを観てきた時間がキラキラと輝きながら消えていくような、わだかまりが解けていくのをはっきりと感じられる、観てきて良かったと思えるラストでした。

エヴァと歩いてきた全ての子供達、本当におめでとう。

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