真理
ミステリ小説では、一つの真理しかないことになっていますが、この三次元世界的には各人各様の真理が存在します。芥川龍之介の「藪の中」でしたっけ、ああいう感じです。
誰にでも自分だけの真理があります。
誰かの語る真理も、それはその誰かにとっての真理なので、自分の真理にはなりません。
またそれは固定化されたものではなく、日々Updateされていくものです。
今日の真理と明日の真理が違っても良いのです。
究極の真理というものを求めるから苦しみが生まれます。
探し求める途中に、~べきとか、~ねばが含まれてしまうからです。
三次元的な小さな自分が薄れれば薄れるほど、多次元の大きな自分が現れ、氣づく真理も普遍的なものになって行きます。すると、~べきとか、~ねばもなくなって行きます。
まずは自分、と言われているのはこういうことだからです。
小さな自分から大きな自分へ。
その道すがら扉は次々に開いて行きます。
しかしここで気を付けないと、すごろくの「最初に戻る」になってしまうこともあります。何かというと、小さい自分(エゴ)が、「この扉を通れる自分ってすげえ!」と言い出す時です。その途端、扉がどどどと閉まって行きます。そういう小さい自分を隠せと言っているのではなく、確実に小さい自分を薄めていくこと。
昔からよくある誤解の一つに、悟ると感情が無くなるというものがあります。
喜怒哀楽などの感情はありますが、外の出来事に対して反応することが無くなっていくだけです。
外の出来事というのは、誰かがこう言ったとか、TVでこう言っていたとか、芸能人がどうとか、そういう自分が関与しない出来事のことです。
外のことに反応して自分の正当性を主張するのは小さい自分です。そういう反応する自分を薄めていくのが一番わかりやすいと思います。
外の世界を正そうと思ったら、まだ小さい自分が隠れていると氣付き、さらに薄め、次に進む。もし戻ったら、またそこから一歩一歩次へ。
まずは自分です。
今の自分にわかる真理はこれです。
思考から脱して、軽く明るくいきましょう(^^/
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宣伝忘れてた(笑
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