カレー食べれないけどインドに二年住んでた件

タイトルのとおりなんですが、私はカレーというか辛いものが食べれません。どれぐらい苦手かというと・・・キムチ鍋を初めて食べてお腹があまりにも痛くなりすぎて救急車呼ぼうか迷うレベルで苦手なのですが、なんと！インドに二年住んでました！

01_なぜインドか？

なぜカレーが食べれないのにインドに行ったかというと海外で働いてみたかったから、ただそれだけです。しかも新卒でインドの会社に就職しました！

大学の就職課で「海外での仕事募集」という張り紙を見つけて、これだ！と思い応募→後日、インド人社長とインド英語での面接（全然何言ってるかわからない。。。）→なぜか合格！

場所は南インドのケララ州コーチン
デリーからコーチンまで列車で約3日間、飛行機だと約3時間・・・

初日に移動からトラブルで、うまくトランジットできず、ムンバイ空港で4時間ほどたらい回しにされ、なんとかコーチンに着きました！

インドは暑くて、その気候を表すと、よく言われるのがこれ

hot- hotter-hottest

全部暑いｗｗｗ

どれぐらい暑かったかというと、到着してミントタブレット食べようと思ったら、ミントが溶けてたレベルで暑かったです！！！

02_食事はどうしてた？

新卒で就職のために行ってるので仕事をしながらの食事の準備はやはり難しく、お手伝いさんを雇っていました。当時の価格で一ヶ月約2,000円のお給料を払い、朝と昼の食事を作ってもらい（食材費は別途）、掃除もしてもらってました。ルームメイトと二人で暮らしていたので、お手伝いさんのお金と食費は折半してました。

毎月給料を払うのですが、たまに「今月厳しいから前借りできない？」的なことを現地のマラヤラム語で言われて（英語は通じない）、もちろんOKと支払うのですが、来月には私もルームメイトもそんなこと忘れてて、重複して払ったことも！笑

インドで食事を作ることの何が難しいかというと、カレーを作るにもスパイスの調合からしないといけないので、気軽に作れませんでした。

03_やっぱりお腹壊したの？

インドに到着してすぐ、キレイなレストランで歓迎会を開いてもらい、スープを飲んだのですが、これが辛く・・・でも歓迎会だし食べないとと思って頑張って飲んだら、次の日は案の定お腹を壊しました。

かなりキレイなレストランだったので、衛生面というよりは私に辛さの耐性がなかったので胃腸がやられてしまいました。

その後も二年間、現地の辛いカレーは食べれず、レストランではバターチキンカレーを注文し、"less spicy" でとお願いして食べるか、チャーハンを頼んでました（インドに来てまでｗ）

04_どんなところに住んでたの？

会社の近くのアパートに住んでました。一階が大家さんで、二階はのちにオフィスが入り、私達は三階でした！ベッドルームは一つで、そこにベッドとデスクを二つずつおき、ルームメイトと二人で生活していました。

エアコンはなく、天井にあるファンで暑さをしのいでましたが、停電（計画、無計画）になると蚊に刺されまくってました。普段はファンがあるので、蚊は近づけないのです。

家の近くの大きな通りはこんな感じです

当時は道路が舗装されてなくて、モンスーンの時期には大変なことに・・・

05_インドの給料ってどれくらい？

2006年から約二年インドにいました。その当時は、1ルピーが2円で、私達の給料は10,000ルピー（約2万円）、インドで言う大卒ぐらいの給料らしいです。

★安いローカルのレストランで食事をすると一食約20ルピー（40円）
★チャイは一杯　2～3ルピー（4～6円）
★五つ星レストランで食事をすると一食約500ルピー（1,000円）
★ジーンズ1枚 約7,000ルピー（14,000円）

五つ星レストランでの食事　↓
辛すぎてほとんど食べれませんでした・・・

06_インドとは

こんな感じで線路渡っちゃうインド、ゆるいですね！
インドに住んでいた頃は、仕事よりも生きることに必死でした。
日本って仕事が大変でストレスで死にそうになって、でも生活は楽、電気も水もガスもちゃんとある！
でもインドでは、電気は定期的＆不定期に止まる、ガスはなくなる、水も止まる、テロの脅威はあるし、夜に女性が出歩いたりお酒を飲むと殺される可能性もある・・・とにかく生きることに必死でした。

日本に戻ってきて、仕事のストレスが衝撃的で（ブラック会社に就職したからかもですが）、でも生きるのに苦労はないなと思っていました。

カレーは食べれなかったし、インド人は好きになれないけど（インドは好き）、インドに行ってよかったと今は思ってます！