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たからものnote

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素敵なクリエイターさんたちの素晴らしいnoteをまとめています。
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#自分にとって大切なこと

僕のじいちゃん

僕は老人ホームで働いている。 今日は僕が介護をやり出した、そして今まで16年ほど続ける事ができた理由を振り返ってみよう。 僕が介護の仕事を始めたのは、新卒で入った営業の仕事を3ヶ月で辞め、フリーターをしながらプラプラしていた時。 当時お付き合いしていた方に「あんたおじいちゃん好きやろ?」「近くで老人ホームの求人あったで」「ずっとこのままじゃあかんやろ。やってみたら?」と勧められたのがきっかけ。…彼女の方が年下だったけど。 しかもすぐ辞めれるように正社員じゃなくてパート

『感謝』と『不満』どっちを味わうのが好き?

お箸を手に取りながら、その流れで両手を合わせ、『いただきま~す』と小声で言いつつ目線の先はテレビ…の娘。 彼女にとって『いただきます』は、食べる前のただのルーティンに見える。 だが、食べ終わった後、SNSの知らない人からの、ちょっと気持ち悪い内容のDMに気付いた時には、 『なんなのコレ!!( `ー´)』 『ねえ、聞いてよママ~!』と、その不満を、とても表情豊かに大きな声で教えてくれた。 あ、これは我が子に『いただきます』をちゃんと言えるように躾けましょう!という話ではあ

笑顔の魔法をかけてみたい

こんにちは みょーです。 パティシエ兼ブランジェをしていた頃の経験をまとめていきます。 ”ホンモノ” 同じ職種でも違いがある。 実力や経験によって僕達の仕事は評価される。それは収入や地位に差をつけ、プロ中のプロだけが“本物”と呼ばれるようになる。その言葉は真面目な社会人の多くをニセモノにしてしまう。 その違いってなんだろう。23才になり、実質的な店長となっていた僕は、東京の有名なレストランを仕切っているパティシエの講習会に参加した。未熟な僕でも、その人が本物だとすぐ

記念日にふりかえって、変わらないことを、想う

5 年前の今日、結婚した。その日、手の届くところがないような、上という上がないほどの、つきぬける青空だった。今日の青空も、そのときのように、広く、心地よく、澄み渡っている。 5 年前には、今日、いまどんな暮らしをしているかなんて想像もしなかったけれど、あのとき青空を見上げながら、この先絶対に大丈夫、と根拠のなく持った確信は、守られ続けてきたと感じる。 結婚した当日のことも、8 年半前に夫とはじめて出会った日のことも、すごくよく覚えている。 夫と出会った、ということがなけ