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たからものnote

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素敵なクリエイターさんたちの素晴らしいnoteをまとめています。
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#感謝

『感謝』と『不満』どっちを味わうのが好き?

お箸を手に取りながら、その流れで両手を合わせ、『いただきま~す』と小声で言いつつ目線の先はテレビ…の娘。 彼女にとって『いただきます』は、食べる前のただのルーティンに見える。 だが、食べ終わった後、SNSの知らない人からの、ちょっと気持ち悪い内容のDMに気付いた時には、 『なんなのコレ!!( `ー´)』 『ねえ、聞いてよママ~!』と、その不満を、とても表情豊かに大きな声で教えてくれた。 あ、これは我が子に『いただきます』をちゃんと言えるように躾けましょう!という話ではあ

息子の声の演技に泣いたよ 幸せをありがとう

息子が劇でとある役を演じた。 当日のカメラ撮影は禁止。 わたしは弱視で視力が0.01~0.02ほどしかないので、カメラを使って拡大しないと離れているとよく見えない。 じゃあ特別にお願いしたら?と思う人もいるかもしれないけど、わたしはたくさんいる他の保護者に誤解を与え、不信感を抱く人がいたとしたら、その人が当日楽しめなかったら嫌だなと思って、相談して一番前で見ることを決めた。後日DVDももらえるし、当日はわたしの見える範囲で息子をしっかり見ようと心に決めた。 でも、わた

微笑みが生まれるところ

長男は気管切開していて、声が出せない。 でも今朝はにこにこしながら、声を出して笑おうとしていた。 切開してなければ「きゃっきゃっ」と笑っているような様子だった。 こんなに陽気な様子を見ることが出来て本当にありがたい。 長男の声が出ない選択をしたのは私だった。 6年前、インフルの重篤化でICUに入り、死に向かう激しい流れに流されそうになっていた時。 血液の成分バランスが崩れて用をなさなくなったと。「敗血症性ショック」という状態になった。薬が効かない状態になり、「中心静脈カテ