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岡本太郎著『自分の中に 毒を持て』で情熱的な生き方を知る 


岡本太郎とは

若い人・芸術に興味がない人はあまり馴染みないのかな・・・といいつつ僕自身も彼が活躍していた時はしりません。
 「芸術は爆発だ」と超ハイテンションでTVに出ていて一発芸人かな って認識でした。
芸術家としての作品では日本万国博覧会で象徴的な巨大な像『太陽の塔』で有名ですね。

太陽の塔 2017年撮影

現代アートの昭和代表または日本代表と言っても過言ではないと思う方です。

岡本太郎『自分の中に毒を持て』について

 岡本太郎が自身の人生 ー何をすべきか から 愛のことまでー に対する熱い、いや熱すぎるほどの思いを記した本です。この本アマゾンの評価が5000を超えています。凄い人気ですね。初版が1988年1月ですから35年前とは思えないほど、現代に通用する本と思います

自分の価値を上げるには

岡本太郎は人生は積み重ねが重要とよく言うが 逆に減らすことが重要だと言います。

確かに積み重ねた結果、キャリアや役職などに自分が縛られていると思います。

人生に挑み、ほんとうに生きるには、瞬間瞬間に新しく運命をひらくのだ

ぼくは昔から三日坊主でかまわない、その瞬間に賭けろ、という主義なんだ

『自分の中に毒を持て』より引用

技術の進化が速いこの時代 チャンスと同時にリスクも多くあります。
なんでもやってみる、例えば 最新技術に触れてみる とかは やってみようと思います。

個性的に生きるためには

個性的に生きるということは 「出る釘はたたかれる」ように痛みや覚悟をとわれるといいます。

人間は、必ずしも成功することがよろこびであり大事なのではない。闘って、後にくずれる。その絶望と憤りの中に、強烈な人生が彩られることもある

『自分の中に毒を持て』より引用

逆にいうと失敗をすることで、生きる喜びが得られることもある。
失敗しないと成功できないし、失敗しない前提だったら成功したとしてもつまらないですよね。

最後に

この本を読んで 私は 岡本太郎から 熱い 燃え滾る気持ち を注入されました。今よりも同調圧力や権威主義的且つ保守的な昭和の日本で自分を貫き通し認めさせてきた男の言うことに僕は痺れました。

ぜひ読んでほしい本です。おすすめです。

母の塔 2019年撮影

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