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子どもがいうこと聞いてくれないとき、どうする? 〜『実践みんなの特別支援教育』2022年12月号レビュー

今月号のテーマは「成長や環境に合わせた情動調整」。
なんだか言葉が難しく感じられますが、情動調整とは、

心身の状態をその活動に適した覚醒状態に調整する力
情動を適切な範囲で調整すること
ネガティブな情動反応が一定時間内において、状況適応的に調整され、変化するプロセスのこと

p10より抜粋

叩いてしまうこと、貧乏ゆすりをすること、自分の手をかむこと、大きな声を出してしまうこと。
このようなことが例として挙げられています。
「いるいる、私のクラスにもそんな子」と思う先生も多いのではないでしょうか。

では、このようなとき、実際にどうしますか?
「たたいちゃだめ」というか、「かまない」というか。
今月号の特集では、より良い対処法について学ぶことができます。

このように情動調整が必要なお子さん、おそらく小学部だけでなく、高等部にもいるはず。
普段から「困っている」と感じている人はぜひ読むと良いのではないでしょうか。

p19に載っている「情動調整の支援プロセス」は、
どのような段階を踏んで情動調整の支援をしていけばよいか書いてあります。
全員に一般化できるわけではないかと思うのですが、
支援の方法を考える上での指針となるのではないでしょうか。




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