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ハリ禁止でも大丈夫!恐竜デッキ展開解説 2022 7/1施行リミットレギュレーション対応[遊戯王OCG]


1.はじめに

どうもマストです。今回のリミットレギュレーションにてついにハリファイバーが禁止になってしまいました。制限でずっと生かしておくものだと思ってたので正直驚きましたが、緩い召喚条件で何の制約も課されずにあの効果を使えていたのがそもそもおかしかったので妥当な気はします。
この改訂で被害を被ったデッキは数知れずですが恐竜もハリファイバーの恩恵をバッチリ受けていたので展開プランを変更する必要があります。
今回はハリファイバーを使わない恐竜の展開プランを1つご紹介したいと思います。

2.デッキレシピ

仮のレシピはこんな感じです、まだ全然調整できてないので暫定です。
基本プランはデスサイズ+アルコンラギア+フレンジーと竜巻竜
デスサイズの起動は竜巻竜の効果がフリチェなのでメインフェイズ前にデスサイズを起動でき各種捲り札を使われる前にデスサイズを着地させることができます。

3.カードの採用理由/枚数

カードそれぞれの採用理由について解説しますが既存カードについては割愛させていただきます。
既存カードは過去の記事で解説してますので詳しい解説を見たい方はこちらの記事を是非!

モンスター31枚

「珠玉獣アルゴザウルス」3枚
初動A 
リンクリをあらかじめ墓地に用意できてるとミセラでケアできないスキドレ下で効果を通すことができます。

「ベビケラザウルス」 3枚
初動B ターン1がついてない展開の要です。
墓地に送られないと効果を発動できない点と強制効果な点は注意。

「プチラノドン」 3枚
初動B 
基本はベビケラと同じですがリクル先が4以上で攻撃できない点は注意。握ってた方なら分かると思いますがたまに忘れます。

「幻創のミセラサウルス」3枚
初動A
恐竜をあらゆる効果から守ってくれる頼もしいやつ大抵の誘発はこいつでなんとかなるのですがロンギ/アトラクター/クロウ/Gは無理です。指名者にぎりましょう。

「魂喰いのオヴィラプター」3枚
初動S
どちらのタイプの初動にもなりえますがプチラノと合わせて引いていると初動になり得ない点は注意。

「ダイノルフィアテリジア」3枚
展開に絡めることによって後ろの妨害を構えられるようになります。フレンジーを構えることによって恐竜の苦手な結界波等を受けてしまった場合でも妨害を残すことができるようになります。
3枚の理由ですが2枚にした場合素引きが許されず妨害の質が下がってしまうので素引きを許容できるように3枚採用しています。素引きしない自信のある方は2枚にしても構わないです。

「スクラップラプター」2枚
素引きすると展開できなくなるので2枚採用。
スクラプター1枚からハリにつなげなくなったので1枚初動としての価値はほぼ皆無になりました。スクラップモンスターなので新しい展開の要であるスクラップワイバーンになれます。

「スクラップキマイラ」1枚
スクラップギミック 
スクラプターを蘇生できるのでこいつ1枚でランク4かリンク2を出せます。

「スクラップゴーレム」1枚
スクラップギミック
墓地からスクラップを蘇生できるのでワイバーンから出すことで展開を伸ばしてくれます。こいつのおかげでアクセスコードにもアクセスしやすくなっています。

「ダイナレスラーパンクラトプス」1枚
究極進化薬の選択肢 
プチラノからも出せるので永続剥がしに行く時に使うことも多々あります。

「らくがきじゅうてらの」1枚
アニクロで出たばかりで研究段階のカードですがGの止まりどころとして非常に優秀です。
アルゴと卵で動いた時に卵にGを当てられた時にリクルしたオヴィラプターの効果で持ってくると1ドローに押さえながら妨害を構えられます。
相手ターンにアルコンなどで卵を割った時にオヴィラプターをリクルする意義が増えました。
こいつでロスワのトークンや卵を割れるので出来ることは多そうですね。

「究極伝導恐獣」 1枚
雑に強いこと書いてありますが融合系のデッキが多そうなので刺さりはそんなによくない気がします。ただ後手の場合でも唐突に3500打点を押し付けて仕事できるので捲り札として優秀です。

「アーティファクトデスサイズ」1枚
今回のコンセプト。竜巻竜がフリチェのおかげで裏目をほぼ消して安全に起動できます。

「灰流うらら」3枚
「増殖するG」2枚
汎用

魔法罠 13枚

「化石調査」3枚
最強

「究極進化薬」2枚
アルコンかパンクラを出します。恐竜とそれ以外の種族をコストにするんですけどフィールドから使えないので以外と素撃ちしづらいです。

「ロストワールド」1枚
泡影ケアできるのが大きいですね。オヴィラプターの蘇生効果でトークン割れるので卵が用意できてなくてもある程度動けるようになります。

「金満で謙虚な壺」2枚
2枚初動なので初動安定させるために採用。

「墓穴の指名者」2枚
「抹殺の指名者」1枚
展開系必須 禁止令まで入れるかは悩みどころですね。

「ダイノルフィアフレンジー」1枚
テリジアから引っ張ってきてレクスターム出すために使います。素引きしても腐らないのはいいですね。

「無限泡影」1枚
抹殺用

EXデッキ 15枚

「エヴォルカイザーラギア」1枚
生きる神宣

「エヴォルカイザードルカ」1枚
生きる天罰 素材の数まで使えるので2回使えます
ニビルケアしたい時はこっちを出します。

「深淵に潜むもの」1枚
汎用 
次期は墓地効果多様するデッキが多そうなのでデスサイズプランとらない時はこっちを出す選択肢もあります。

「No.41泥睡魔獣バグースカ」1枚
汎用 
今のところあまり出す機会が無さそうなので他のカードに変えても良さそうです。調整枠

「竜巻竜」1枚
このデッキの要です。ハリワンダーの代わりにデスサイズを割ってくれます。フリチェなのが強力でハリワンダーのように隙を晒さないので確実にデスサイズを通しにいけます。

「リンクリボー」1枚
恐竜だと展開に必須なので実質恐竜のカードです。アルゴのサクリファイスエスケープに使えます。

「スクラップワイバーン」1枚
ハリファイバーの意志を継ぐ者
こいつの効果で展開を伸ばしていきます。状況によっては割るカードを別口で用意しなければいけないので展開する際には注意が必要です。

「IPマスカレーナ」1枚
汎用
ダグザ竜巻を使わない場合の択になります。

「アーティファクトダグザ」1枚
デスサイズを持ってきてアルコンの弾になれる優秀なカードです。効果の起動は究極進化薬でできます。

「トロイメアユニコーン」1枚
マスカレーナから出したりアクセスコードを出す時に経由します。

「アクセスコードトーカー」1枚
最強のフィニッシャーでこのデッキだとユニコーンのバウンスと合わせて3面除去できる5300打点になります。

「双穹の騎士アストラム」1枚
汎用 マスカレーナを経由すると破壊耐性と対象耐性でめちゃくちゃ硬いです。この枠は好みで変えてもいいので調整枠です。

「閉ザサレシ世界の冥神」1枚
通称ヌギャー 
相手との友情パワーで相手のモンスターを素材にリンク召喚できます。
スクラップギミックを通すだけで簡単に出すことができマスカレーナで相手のモンスター吸いながら妨害できるので展開力に秀でたこのデッキでは現実的な妨害捲りプランになります。

「ダイノルフィアレクスターム」1枚
常在型のVFDと聞けば強そうですが手札と墓地には干渉できませんそれでも十分強いんですが…
こいつの強みは最初は前盤面に存在しないので各種捲り札を使われた後に出して妨害を残せる期待値が高いのでかなり有用です。ただし2000以下のモンスターに対しては起動効果を使わないとほぼ無力なので効果の使用タイミングには注意が必要です。
一応EXのダイノルフィアを増やしてケントレギナ経由で出せば見れる範囲を増やせます。

「ダイノルフィアケントレギナ」1枚
基本的に出しません融合素材です。

展開ルート

リンクリ+オヴィラプター+卵Bまで

「アルゴ」+卵
アルゴns ef卵A破壊 究極進化薬サーチ
→卵A ef オヴィラプターss1ef ミセラサーチ→ミセラ1ef
→アルゴ1体でリンクリss→ミセラ2ef(コストアルゴ)卵Bss

「ミセラ」+卵
ミセラ1ef 2ef アルゴss卵A破壊 究極進化薬サーチ→オヴィラプターss 1ef 卵Bサーチ→卵Bns

「オヴィラプター」+「ベビケラ」
オヴィラプターns 1efミセラサーチ→ミセラ1ef 2ef アルゴss ベビケラ破壊 究極進化薬サーチ
→ベビケラef 卵Bss

ラギア+スクラップワイバーンまで

オヴィラプター2ef 卵B破壊 卵A蘇生→
卵Bef スクラプターss→スクラップ1ef 卵B破壊→卵Bef テリジアss テリジアef フレンジーセット→オヴィテリジアでラギアss→スクラプターとリンクリでスクラップワイバーンss

最終盤面まで
ワイバーン1ef スクラプター蘇生して破壊→ワイバーン2ef スクラプター2efキマイラサーチゴーレムssワイバーン破壊→ゴーレムefスクラプター蘇生→ゴーレムとスクラプターでダグザss→キマイラnsスクラプター蘇生→キマイラとスクラプターで竜巻竜ss→究極進化薬efワイバーンと卵コストダグザefデスサイズセットアルコンss

ダイノルフィアはいませんがMDでもほぼ再現できます。こんな感じになるということだけ伝わればいいかなとおもいます。
大体のデッキに対してはこれで対応することができるはずです。メインフェイズを介さずにデスサイズを起動できるので最低限の仕事はしてくれるので悪くはないんじゃないでしょうか?

5.最後に

まだ細かい調整は必要ですがなんとか形にすることはできました。
この構築自体はアウローラドンが禁止になった時の為に考えていた構築がベースになっていてハリワンダーの役割をそのまま竜巻竜に変えただけです。
後手の捲り手段が豊富な現代遊戯王は相手に1回カード使わせるとそれだけで状況をひっくり返されることもあるので従来のハリダグザとの差別化を図りながら多くの裏目を消すことができハリラドンを使った展開にも引けをとらないと思います。

恐竜の展開力ならバリケイドベルグを経由してラドン展開も可能でしょうし、シンクロフェスで開拓したシンクロ恐竜をベースに弄ればボウテンコウで九支構えながら前盤面固めるといったこともできそうです。

ハリファイバーがいなくなっても圧倒的展開力で別プランを取ることができる恐竜だからこそできる力技でしたが恐竜握ってる方やこれから作ろうと考えてる方の参考になれば幸いです。
また機会があればよろしくお願いします!

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