情報処理技術者試験の過去問をScrapboxで作成すると便利だった
多くのITエンジニアが受験している資格試験に情報処理技術者試験があります。
進学や就職において有利になる場面もあり、人気の資格です。
過去問は公式サイトでも公開されていますが、PDF形式のため検索するには不便です。
そこで、Scrapboxを使って整理してみると、意外と便利だったので公開します。
検索が便利
インターネット上にも過去問を公開しているサイトがたくさん存在しますが、検索すると過去問と関係のないページが多く出てきます。
しかし、Scrapboxでは、サイト内のページだけを検索できるので、過去問だけで作成しておけばキーワード検索が容易です。
同じ言葉が登場した問題を探せる
情報処理技術者試験では、同じ言葉が何度も登場します。
例えば、「2進数」を使った問題は頻繁に出題されています。
このような問題を探す場合もScrapboxは便利です。
文中のキーワードにリンクを張っておくだけで、他の問題とリンクできます。
これを見ると、「2進数」が登場した問題を簡単に見つけられます。
正答が”いい感じ”に見える
問題を解くときは答えを見ずに解きたいものです。
でも、解いたあとはできるだけ簡単に答え合わせをしたい。
Scrapboxならこれも簡単に実現できます。
正解が載っているページを作成し、問題ページとリンクしておくと、問題ページに続けて表示されます。
問題を解きたいときはメイン部分のみを見て、正解が知りたいときはページの下の方をみると答えが表示されます。
Scrapboxなら、ページの冒頭部分が見えるので、ページを開かなくても正解を確認できるのです。
数式の入った問題が綺麗に見える
多くのWebサイトで問題が公開されていますが、数式が入った問題の場合、テキスト形式で作成されていることは少なくありません。
IPAが公開しているPDFと見比べてみると、数式の表現に限界があり、見た目が実際の問題と異なることも。
しかし、Scrapboxなら数式を簡単に表現できるため、実際の問題に近い表示を実現できます。
最後に
現在は基本情報技術者試験の直近5回分で試験的に作成しましたが、他の試験を取り込み、もっと過去のものも取り込むとどんどん便利になりそうです。