8歳児のお洋服選び

姪っ子が９月に８歳のお誕生日を迎えました。
今までは私が姪っ子に似合うだろう服を購入し、プレゼントとして贈っていたのですが、どうやら姪っ子と私は服の趣味が合わない。と８年かけて気づいたので、今年は自分で欲しい服を選ばせるスタイルをとりました。

服選びのルール

ルールとしては、トップス１枚とボトムス一枚ずつ。お店は駅近くの百貨店に入っている（なおかつ子供服も取り扱っている）GLOBAL WORKとGAPで。どちらかの店で上下買ってもいいし、バラバラに購入してもいい。そして、大事なこととして学校に来て行ける服。という事をルールとして決めてあとは自由に選ばせました。

姪っ子のこだわり

まずGAPにつくと、色々なカラフルなお洋服に目移りしながら広げてみては置いて、違うものを広げてみては置いてを繰り返し、数点に絞った後本格的に悩み始めました。まだいろいろ見ている最中に「こんなのあるよー。」と私が服を見せると「なにそれ、男子じゃん！」というのでついつい「服に性別はないよ。好きな物着な！！」と口出ししてしまうダメな叔母でしたけど。

どうやら姪っ子ははっきりした色を好むようです。パステルカラーのふんわりした色よりも、ビビットな色遣いの物を好む。この点、おばである私も納得です。ビビット大好き。ビビットに黒とか合わせたら超かっこいいのに。と思いつつもそっと口を閉じました。

すると「もう一軒見てから決める。」と。おお！！いいぞ！！その意気だ！とエスカレーターを登りGLOBAL WORKへ。なんとここではボトムスに一目ぼれしたようで、すぐに決まりました。ベージュのプリーツパンツです。なんとも大人っぽいチョイス。GLOBAL WORKでもトップスも見たのですが、「これ、○○ちゃんが着てた。」と拒否。この辺のママさんたちはここで服を買うのだなぁと納得しました。人とかぶりたくない気持ちもいいぞ！！

そして、GAPに戻りうんうんうなる姪っ子。悩んで悩んで決めたTシャツは虹のイラストがドーンと入っているものでした。虹なので、姪っ子が「男子じゃん！」と言って避けていた青や、緑も入っています。その点に私はほっこりしたのです。(単に派手好きなのかもしれませんが)

叔母の思惑

今回、姪っ子に服を選ばせたのは彼女がファッションにとても興味を示しているとうことから始まりました。これだけ興味があるなら、好きにさせてみたら楽しいのでは？楽しい体験をしてほしい。という理由が一つ。

二つ目の理由は自分の身に着けるものを自分で選ぶという体験をしてほしい。
服って良くも悪くもその日のテンションに直結するじゃないですか。お気に入りの服を着ていると気分も上がるし、服が決まらないと一日しょんぼり。という経験は多くの方が(全員とは言いませんが)しているはず。だから、自分がテンションの上がる服を選んでほしいと思ったのです。(私と姪っ子では服の趣味が違いすぎる)

三つめは”学校に来て行ける服”という縛りを入れた所に関係するのですが、TPOを考えた格好をする練習をしてもらう。ということです。遊びに行くんじゃない、お出かけするのではない。学校という勉強したりお友達と遊んだりする日常の場所で着る服を選ぶよう何度も声掛けしました。結果プリーツパンツとTシャツになりましたので動きやすそうだしまぁ、大丈夫かな。と。プリーツパンツが学校的にセーフなのかどうかはちょっと判断に迷う所ですが。

最後に

姪っ子は８歳でお洋服にバリバリに興味を示しておりますが、私は高校生になっても母の選ぶ服を着ていました。ここの興味の有無は同じ世代でも全然違うものなのだな。と実感しております。なにせ８歳の頃私は”動きやすさと着心地第一！！”でジャージで過ごしてしていたもので。
お洋服屋さんが近くにあるというのも洋服に興味を持つきっかけになるのかなぁと思います。

最近、姪っ子がデパコスに興味を持ちだしました。そのとぅるんとぅるんのお肌にはお化粧はまだいらないよ。と思っていたら、チークブラシの触り心地にうっとりしておりました。チークブラシならまぁいいか。と思う叔母であります。