水星とコミュニケーション

[2022.3.8 公開記事]

星占いで耳にする水星逆行。

一年に３〜４回起こり、
物事の遅れ、
連絡がうまくいかない、
交通のトラブル…etc
といったことが起こりがちです。

水星が象徴するのは
知性とコミュニケーション。

逆行時に注目が集まりがちですが、
実は、個人の
「ものの考え方」や
「コミュニケーションの取り方」に
水星の影響が見られるのです。

ネイタルの水星が
どのサインにあるか、は
その人の個性と深くかかわります。

なぜなら、コミュニケーションとは
他者に対して自分を伝えること。

自分を他者に伝えていく方法は
水星のあるサインの個性が
色濃く反映されます。

口の重い人が、
何も考えていないのか、というと
そんなことはなくて
文章で表現する方が得手だったりします。

現代でこそ
電話やメールで直接的な
コミュニケーションが主流ですが、
かつては
手紙が大切なコミュニケーション手段でした。
このどちらも水星の管轄なのです。

交通や情報通信も
コミュニケーション手段です。

時代劇で、人づてに手紙を届ける場面があります。
情報は人が移動して運ばれたのです。
ですから、移動手段としての交通、
そしてスマホなどの情報通信機器もまた
水星の影響を強く受けるのですね。

冒頭にも出た水星逆行。
コミュニケーションが
スムーズにいかない時間帯。

そのかわり、確認したり書き留めたり、
誤解がない表現に心を砕いたりする事には
とても良い時間になります。

年に３〜４回やってくる
水星逆行の時間を活かす
とらえ方ができると良いなーと思います。

ちなみに水星逆行は、
インターネットで検索すると
たくさん出てきますので、
手帳などに書き込んでおくと
心の準備ができますよ。