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女性起業家のキラキラ肩書きは時代遅れ

ひと昔前に、起業した女性の間でキラキラな肩書きが流行った時期がありました。

カウンセラー、コンサルタント、コーチなどの前に自分ならではの言葉をくっつけた肩書きで、まるでキラキラネームのようなもの。

当時はそれが当たり前でしたが、今は時代遅れに感じてしまいます。

流石に今はキラキラ肩書きは減ったと思っていたのですが、「まだいますよ」と言われたので私が見ていないところに生息しているのでしょうね。

キラキラ肩書きってなに?

例えば…と例を出すのも難しいのですが。例として挙げた肩書きを使っている人がいたら申し訳ないので。

例えば私が「華麗に集客コンサルタント」の肩書きにしたらどうでしょう。

集客コンサルタントはあるかと思います。そこに余分な「華麗に」を付けていることに違和感がありませんか?

「学芸会で終わらないビジネスコンサルタント」だったらもっと違和感があるのではないでしょうか。

違和感というのは世間一般で認識されるものなのかという意味です。〇〇専門などであれば問題ないかと思います。

例えば「夫婦関係専門カウンセラー」であれば違和感がありません。そこに独自の「何か」を付けることでキラキラ肩書きに見えてしまうのです。

肩書きは世間で通用するものにしよう

肩書きは世間で通用するもので十分と考えています。肩書きで独自性を出す必要を感じないからです。

基準としては「その名刺を躊躇せずに企業の方に渡せますか?」です。

キラキラ起業家の集まりであれば、みんながキラキラ肩書きなので何も違和感を覚えないかもしれません。

会社員の方と名刺交換する機会があると想像してみてください。あちらは会社名に役職が入った名刺です。

「学芸会で終わらないビジネスコンサルタントの増田恵美です」のように名乗りながら渡せるかどうかが基準になるかなと。

想像してみて少しでも躊躇するようであれば、肩書きを考え直してくださいね。

そもそも肩書きになっていることを行っていますか?

少し話は逸れますが、カウンセリングをやっていないのにカウンセラー、コーチングをやっていないのにコーチなど、本来やっていない内容を肩書きにするのもお勧めしません。

カウンセラーもコーチも資格がなければ名乗れない職業ではありませんが、カウンセリングを受けたい、コーチングを受けたいと思い来てくれた人はガッカリする可能性もあります。

お話しを聞くと、ほとんどの方がやっているのはアドバイザーなのです。

カウンセリング(カウンセラー)、コーチング(コーチ)、コンサルティング(コンサルタント)、ティーチング(ティーチャー)、コーディネート(コーディネーター)、ヒーリング(ヒーラー)、セラピー(セラピスト)など、本来何を行うものなのか。その内容を提供しているのかを考えて肩書きを決めてくださいね。

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