覚えておきたい基本の名刺交換マナー

2021年9月7日 18:03

名刺交換マナー、正しい名刺交換のし方を知っていますか？

起業をしている女性と名刺交換をしていると、基本の名刺交換を知らない方もいらっしゃいます。

「渡した名刺をコースター代わりに使われた」なんて笑えない話もあります。

「名刺をまだ作っていません」「名刺入れがなくて」も良く言われます。

世代的に一般職だった方も多く、名刺を持ったことがないのかもしれません。昨年から渡す機会が減っている名刺ですが、今のうちに正しい名刺交換の仕方を覚えておきましょう。

特に企業とお仕事をしていきたい方は必見です。

名刺交換の基本ルール

まず、名刺入れは必ず準備をしましょう。名刺も自宅のプリンタで印刷した手作りではなく、ちゃんとしたものを準備しておくこと。

名刺交換する際、椅子に座ったままはダメ。ちゃんと立って交換をしましょう。また、テーブル越しに渡すのもNG。テーブルの横に移動して交換します。

名刺入れの上に名刺を出し、名刺は相手の方から見て正面になるように準備をします。

両手で持ちながらお渡しをします。その際に、「(株)〇〇の増田です」と名乗るようにしましょう。

名刺をいただくときは両手で受け取ります。名刺入れの上に乗せ、「〇〇様ですね。よろしくお願いいたします」とご挨拶。

その際に、会社のロゴ、会社名やお名前、顔写真の上に指が載らないように注意をしましょう。

講師依頼をいただく、企業とのお打合せなどで、複数名と名刺交換をすることもあると思います。

慌ててあたふたしたり、いただいた名刺間違えて差し出したりしないように注意が必要です。

まず、お渡しする人数分以上の名刺を名刺入れの蓋の下に挟んでおきます。

以前は名刺入れの下に持っていたのですが、これが間違う元でした。いただいた名刺と混ざってしまう可能性もあるので、蓋の下が確実だと気付きました。

蓋の下から1枚だけ出し、名刺交換をします。

いただいた名刺は名刺入れの下に置き指で支えておきます。

また蓋の下から1枚名刺を出し、次の方と名刺交換です。このやり方でやると自分の名刺といただいた名刺が混ざることはありません。

打ち合わせ中、名刺はどこに置いておけばいいのでしょうか。

お相手がお1人の場合、お話をする間、受け取った名刺は名刺入れの上に置いたおくと良いでしょう。

複数名と名刺交換をした場合は、テーブルの上に並べておきます。1人とお話する時には名刺入れの上でしたが、複数名だと重ねることになり失礼に当たります。

左から役職順に並べるのですが、役職の順番がわからないこともありますよね。わからない場合はそんなに順番を気にしなくても大丈夫です。

打ち合わせ中はテーブルの上に置いてある名刺ですが、どのタイミングでしまえばよいのでしょうか。

打ち合わせが終わり、帰り支度をするタイミングでしまうのがベストです。

名刺はお相手の分身です。大切に取り扱ってくださいね。

余談ですが、名刺香をご存知でしょうか。名刺入れに入れておくとほのかな香りがあります。私はろうずの香りを入れています。

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