シン・ウルトラマン 感想

今回は若干のネタバレあり。

まず。

ヒーロー物を求めるならこちらよりもトリガー。

もちろん、こちらもヒーロー物ですが、怪獣や宇宙人が出てきたらそれに対応する組織はどうするか、
という話がメインです。
また、戦闘シーンやセリフ、音楽、効果音など、テレビシリーズを思わせるものが出てきて、従来のファンが楽しめる出来になっています。
初代ウルトラマンさんのファンじゃなくても、そのあたりは自然に話のながれにのってますので知らないと楽しめないわけではないです。
話の内容も、宇宙人に対する人間の、特に政府機関ですね、の対応がメインですので、ウルトラマンやヒーローものが好きでなくても充分楽しめるのではないかと思います。

さて、ここからはネタバレを含む感想


一番の見どころは


ザラブ星人戦

BGMは「進め!ウルトラマン」
目つきの悪い真っ赤な偽物に対し、人質を救出、鬼神のごとき強さでザラブをフルボッコです。
やっぱりねぇ、作る側はわかっていらっしゃる。
ウルトラマンさんの戦闘シーンはこれしかない。
映画館の大スクリーンと迫力のある音楽でこう言ったシーンが見られるのは…


劇場版ウルトラマンエックス以来です。

シナリオもすごく良かったんですが、このシーンが良すぎて全部持っていかれた感じです。
また見に行こう。


そして問題のシーン


この映画は当時の様々な設定を拾ってきます。
個人的な見解ですが、庵野監督は仕事で作っているのではないとおもいます。


確実に趣味です

そこで誰もが思うのですよ。

ゼットンを倒すのはゾフィー兄さんしかいない、と。

実際にその案はあったのです。

しかし…



何でゾーフィを選んだァァァっ!!!!!

シナリオ展開を見てれば理解はできる…


しかし何でゾーフィを選んだァァァっ!!!!!

最近はゾフィー兄さん結構ウルトラ兄弟最強の長男として活躍が増えて来ているのですよ。



なのに何でゾーフィを選んだァァァっ!!!!!


ここだけが残念です。

あと、ヒカリは仕事しろ、結構マジで。

最後、ウルトラマンさんは命を融合した人間にあげるのです。
テレビではウルトラマンヒカリが命を固形化する技術を開発しており、有能でカッコいい最強のゾフィー兄さんが命を二つ持ってきており、ウルトラマンさんもハヤタ隊員も助かるのです。
でも映画では違った…
アホの子ゾーフィが命を二つ持ってこないから分離したあとのウルトラマンさんがどうなったかわからないじゃないですか。

ウルトラマンって結構ハッピーエンドで終わるんですよ。
だから今回はちょっと…うぅーん…悪くはないと思うんだけどきっちり助かってほしかったなと思いました。

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