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楽しんでる?

腰がちくちくする感じ。
何かにつつかれているみたい。

自営業で、仕事を開始したところの方から相談を受けた。

「やりたいことがたくさんありすぎて困っている。」

「やりたいことが見つからない。」という人からすると羨ましい悩み。
経営者、特に、女性起業家がこういった悩みに直面することが多いように思う。


合理的なタスク管理能力の欠如かな、と思い話を聞くと、優先順位もわかっているし、管理能力の欠如ではないようだ。

というわけで、
「最近アガんないんじゃないですか?」と聞いてみた。

すると、「そういえば、モチベーションが下がり気味だった。」

実は、「やりたいことがありすぎる。」と「やりたいことが見つからない。」は同じ悩み。

「やりたいことが多すぎる。」のではなくて、やるべきタスクはあるが、アゲではない。
「やりたいことが見つからない。」は、やるべきことはあるがやりたいことではない。


この2つの悩みの共通点は、「気分が上がらない。」

なので、合理的な仕事の順番など放り出して、気分が上がる行動を優先するように提案した。

人間の脳は、創造力を発揮するのに「気持ちが良い」ということが大切。

子供たちは、気持ちがいいことを見つけて取り組み、気持ちよさを感じた先に、創造的な活動を生み出す。その時、彼らの脳は、創造性と深く関わる前頭葉が活発になる。
そうして気分は「アゲ」になり、生み出された創造的なエネルギーは次の目標へと向いていく。


停滞感があるときは、脳の活動が低下している。
つまり、飽きている。

脳は新しい刺激が大好きで、やりたいことがありすぎるも、やりたいことが見つからない。も、答えは、まだ見ぬあなたの大好きな未知の活動の中にある。

そんな話をしている間に、「アゲ」に気がついたらしく、
なぜか腰のチクチクする痛みも無くなった。

「腰をつついていた少女は、最近、楽しくなかったらしい。」

心のうちに潜む少年少女は、停滞する日に飽いている。
いつも目を輝かせて創造的な日々を求めている。

生きたい世界は毎日が新しく輝き続ける日々。



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