なぜ2.5次元の女性VTuberアイドルグループ事業に取り組んでいるのか?
自己紹介
東京都渋谷区でinfluenceAI株式会社という会社をやっている代表の増田紘太朗と申します。現在は渋谷に住んでいますが、元々は京都にいて、2023年3月まで大阪公立大学に通っていました。2023年の冬にSkyland Venturesが主催するインキュベーションに参加し、2024年に資金調達を受けております。
2次元コンテンツとグループ×音楽の魅力
現在のVTuber業界は、にじさんじやホロライブのような事務所というグループは存在しますが、あくまでVTuberは個々の独立した一人一人の配信者であり、「6人ですとぷり」「6人で東海オンエア」のような、グループYouTuberならぬグループVTuberは一般的ではありません。
そういった、運命共同体であるグループVTuberがまず一つ面白いのではないかというところと、それに加えて「一貫して伝えたいコンセプトや音楽」がグループVTuberとかけ合わさったときに、魅力的な2次元コンテンツを生み出せると考えています。
例えば、ラブライブは「みんなで叶える物語」というコンセプトが一貫していました。
始まりは、雑誌「電撃G's magazine」の誌上企画からスタートし、グループ名は一般公募で「μ's」に決定し、センターポジションの投票企画なども行われていました。
一方でアニメのストーリーでは、母校の統廃合を防ぐため、学校を宣伝して入学希望者を増やす目的でメンバー9人が集まり、スクールアイドルの日本一を決める大会「ラブライブ!」への出演および優勝を目指すもので、スポ根のような要素があります。
実際のライブイベントでは、声優たちが相当な努力を重ねて、声優という職業を超えて本物のアイドルと遜色のないほどのもので、ファンと共に作り出すライブはまさに、「みんなで叶える物語」です。
一方で、VTuberというのはどちらかというと日常アニメのようなコンテンツであり、ごちうさやゆるゆりのような世界観に近いと考えていますが、そういったところから外れて、ラブライブのような「何か目的があったり」「ストーリー展開」を生み出せるようなものこそ僕は魅力的に感じます。
スポ根的なところに惹かれやすいというのは実際あり、大学時代の体育会の部活の経験がそれを生み出しています。
また、アニメで言えば涼宮ハルヒのSOS団や、Angel Beatsの死んだ世界戦線、シュタインズゲートのラボメンなど、「何かの集団」はすごく好きなので、そういったところからもこの事業に取り組んでいる理由はあります。
何はともあれ、現在のVTuber業界に「グループ」と「音楽」を主体とした新たなコンテンツを生み出したいと考えています。
まとめ
大雑把ですがこういったことを考え、今の2.5次元の女性VTuberアイドルグループの事業をやっています。
VTuber業界は2016年ごろからスタートし、今に至るまで多様に変遷してきておりますが、ファンの方々が楽しめるような新たなコンテンツを生み出せればと思います。
現在は私たちの考えに共感してくれて、グループに所属したいタレントの方をスカウト中です。グループデビューできる日が楽しみで仕方ありません。
引き続きよろしくお願いいたします。
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