新宿に行って帰った。
トークイベントのために新宿へ。
速水健朗×澁川祐子×原武史 「食べる場所の空間論〜食堂車からフードコートまで」【文化系トークラジオLifeイベント
短歌コーナーが充実していて驚く。
非常に幅広く本が揃えてあって、話題の歌人の歌集を買おうと思えば何冊変えばいいかわからなくなるほど揃ってる。目当ての歌集が有る人ならきっとすぐ見つかる。
空前の短歌ブームという言葉も紀伊國屋書店新宿本店の短歌コーナーを見ればなるほど納得できる。
二年ぶりくらいに訪れた新宿本店は、配置換えがかなり進んでいるらしく、行ったり来たりしてしまった。
たぶん音楽関係の書籍も人文系とりわけ社会学関連も移動している。かなり探した。真夏じゃなくてよかった。それでも汗はかいた。
午後八時半くらいだろうか、動く待ち合わせ場所としてもおなじみの中沢健さんを書店内でお見かけした。
黒幕とラジオのことで話ができてよかった。
原先生や澁川さんに購入した本にサインをしてもらった。
澁川さんに「画数がとても多い澁ですね。本家ですか?」ときいたら
「止まってばかりです。」と、おそらく鉄板の返しをされた。
確かに三度の止を書くのだから止まったばかりとはまさにこの事。
止まってるのに連続して止まる不条理よ。
エリック・サティの「4分33秒」に通じる妙さも有る。
黒幕にはストリーム時代の堀井美香さんとブッチャーブラザーズさんの中継コーナーで、生放送をぶっちぎってしまった堀井さんが戻ってくるなり
「(ブッチャーブラザーズさん二人の)中継良かったわよ~」と買い物を終えてご満悦の堀井さんのエピソードを
コーナーが終了する少し前のブッチャーブラザーズさんがスタジオでバラしていた話などで来て本当に良かった。
原先生の倶知安で食べた天そばの話が良かった。
キタキツネに化かされたのかと思うような寓話っぽい話と、
北海道の地方都市の夜も深まれば食事処はまず開いてない。
そこからの天そばは言葉は悪いけれど地獄に仏。
自動販売機様々。端然と淡々としてる自販機がいい。
ああ、あとコミックコーナーが上階にあったのも驚いた。ただ何がどこに有るのかさっぱりわからないので、サラッとしか見なかった。
時々は来ておきたい新宿本店だった。
答え、武蔵野線開業。
このクイズ当てたかった。答えを聞いて、ああーって声が出てしまった。
その頃の武蔵野線は貨物の分量が多く、客車は一時間に3本くらいで今とは比較にならないほど少なかった。懐かしい。
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