そんなやわな人とは思えない。

何も気付いてないのかと思いきや、やはり全て気付いてた宣孝おじさん しかも相手が道長であることも分かった上で、持ちつ持たれつとまひろの罪悪感を軽減させるような高等テクニック とにかく懐が深い 海より深い 佐々木蔵之介さんの説得力と優しい声に堕ちるんよ…

上記の解釈を書く日とを複数に見た。
藤原宣孝が耐え難きを耐えているという判断。

生意気なまひろが殊勝な態度を取っていたことで溜飲は下がっている。
ここでまひろが不実を黙っていて気づかれたときに逆キレなどすれば違ったかもしれないが、まひろの済まなそうな表情も見ることが出来て左大臣の子を自分の嫁が産むし、左大臣はそのことを気にかけて当家を大事にしてくれる。
穿った見方をすれば、労せずに左大臣の実子を人質にしたとも言える。
違うイヤラシさから言えば、うちの嫁が上役の子を孕んでいるという複雑さを、楽しんでいる。
そう。楽しんでいるように見える。
藤原宣孝は変態である。そういうシーンだったと認識しました。

禄に嫉妬もしてないし、怒りもない悲しみもない。
むしろ願ってもないチャンスだと考えていそう。

そして
そう考えたほうがもっと面白い。

そうは思わないものかなあ。
思わないのかもな。
面白がったもの勝ちじゃない?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?