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PMF大通公園コンサートとてもよかったぁ〜ベルリン・フィルメンバーも凄かった!

昨夕のPMF札幌大通公園コンサートは素晴らしかったです。
もっと事前に宣伝しておけばよかったと後悔しております。

実は仕事が立て込んでいて、僕自身忘れていたのです。

気がついたのは開演1時間半前だったので、急いで会場に行きました。
もう、頭の中は、ライナー・キュッヒルさんとウィーンフィルのメンバーによる弦楽四重奏でいっぱいでしたぁ〜その興奮は昨日、開演前に現地からブログでお伝えしたんですが・・・

さらに、僕は忘れていることがありました。

実は、このコンサートには、ベルリン・フィルのメンバーも出演していたのです。

PMFは、教育型のクラシック音楽祭なので、世界中からオーディションで生徒が集められますが、
また、超一流の先生たちも世界中から集まるんですね。
それで、昨日のコンサートは先生たちからのサービスコンサートだったのです。

はじめに登場したのは、ホルン奏者6名によるホルン・アンサンブルです。
ここで注目は、ベルリン・フィルで現役ホルン奏者のサラ・ウィリスさんです。
とても美しい方ですが、ベルリン・フィルのホルン奏者では、女性で初だそうです。
ウェーバーの「魔弾の射手」から狩人の合唱と、アナと雪の女王メドレーで会場を温めてくれました。

そして、次に登場したのが、ベルリン・フィルメンバーによる演奏でした。
フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの5人です。
曲は、ロッシーニ歌劇「チェネレントラ」(シンデレラ)によるハルモニームジークからと、ダンツィ木管五重奏曲ト短調第2番でした。アンコールはブラジルのゼキーニャ・デ・アブレウの「ティコ・ティコ」でした。ホルン奏者のサラ・ウィリスさんはサングラスをかけてノリノリでした。

びっくりしたのは、たった5人のベルリン・フィルのメンバーなのに、音が、もうベルリン・フィルなのです。

あたりまえか。

なんと言ったらいいのだろう。あの時間、僕はドイツに行って聴いていた感じがした。とても素晴らしかった。昨日、忘れていたなんて、失礼なことしました。

そして、まちにまったウィーン・フィルです。
1曲目がモーツァルト弦楽四重奏曲 第14番「春」続いて、ヨハン・シュトラウスⅡ「春の声」
アンコールは、ヨハン・シュトラウスⅡ、ポルカ「観光列車」でした。
何だこの音の違いは?ベルリンからウィーンです。J・シュトラウスⅡ「春の声」からニューイヤーコンサートにいる感じになりました。ライナー・キュッヒルさんは去年まで45年間コンマスやっていた人だから、ウィーン・フィルの音を作ってきた張本人です。
まさか札幌で聞けるとは、信じられません。

やっぱり超一流の音は違いますね。エルメスやカルティエで買い物したようなゴージャスな気分になれます。超一流というところでエネルギーがにているのでしょうね。

ベルリン・フィルとウィーン・フィルなんとも贅沢な体験でした。

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