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アオマスの小説

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どんな一面にも些細な物語が存在する。それを上手に掬って、鮮明に描いていく。文士を目指す蒼日向真澄によって紡がれる短編集です。
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2024年3月の記事一覧

『犬みたいな名前の食べ物』(ショートショート)

 ガラパコス携帯に、一通のメールが来た。 『今日バイトサボったから。これからそっち行く!…

蒼乃真澄
3か月前
14

路地(ショートショート)

 一人、路地を歩く。何も考えず、ただひたすらに。  一匹、猫が通る。彼もまた、何も考えず…

蒼乃真澄
3か月前
16

箱庭の箱を壊す (ショートショート)

 僕が生きる世界は狭い。わずかな人間関係、インスタントばかりの偏食生活、趣味もダラダラYo…

蒼乃真澄
3か月前
21

ご飯が炊けるまで、誰かの生活を覗く。 (ショートショート)

 米といでさ、水入れてさ、炊飯器の中にセットしてさ、『白米』のボタン押してご飯を炊くのよ…

蒼乃真澄
3か月前
20