未知だった「音」の世界がツールの力を借りて見えた話

 お久しぶりです。
 前回の記事では予想を遥かに超える反響をいただき、ありがとうございました。

 これを投稿した後、ゆうやんさんからよりレベルの高い記事が上がった事もあり青白コントロールが大流行。
 それが八十岡さん製のラクドス、いわゆるヤソドスに刈り取られる(正直言って7:3つくレベルで不利だと思います)という構図が出来上がり、これがメタゲームか……と痛感しながらヤソドスにボコボコにされる日々を過ごしてきました。

 最近は奇怪な具現が流行っている事もあり、《機械の母、エリシュ・ノーン》をサイドからぶっこんで侵攻の気持ちよさを味わっているところです。
 また、チームメンバーであるアス波さんも記事を書き始めており、その内容も実に実戦的なので要注目です。


 さて、今回は久々の投稿になりますし、筆慣らしとして近況報告のようなものをつらつらと書いていきたいと思います。

 私は見ない日はないと言ってもいいぐらいにはTwitchの配信をよく見ます。改めて記しますが、私自身は聴覚障害を抱えています。
 どれぐらい聞こえないかというと、110dbという電車が目の前で通っても聞こえないレベルで、いわゆる全聾と呼ばれる基準に達しています。

 それはすなわち、常にミュートしている状態で見ている事と等しいものになります。
 話している内容については、配信に寄せられているコメントを見て「こういう話題をしているのかな?」と何となく推測するだけで、ほとんどの場合は「どういうプレイをするのか」という点だけ注目しています。

 League of Legendsを精力的にプレイしていた頃からの習慣であり、こればかりは仕方ないよね、と半ば諦めていた節はありました。

 そんな中で、伊藤黒介さんが運営しており加入させていただいている難聴者専用のDiscordサーバー「ラウンジふくろう」で文字起こしが出来るようになったぞ! という話が盛り上がっていました。

 詳細を聞くと、「VoiceMeeterBanana」という仮想ミキサーを用いて、仮想スピーカー(出力)と仮想マイク(入力)を用意。
 そしたら、文字起こしをしたい音声を仮想スピーカーに出力させ、その音を仮想マイクでの入力に変換させるようにする。

 その後はこの仮想マイクから出るようになった音を文字変換ソフトに変換させる……という流れのようでした。なるほど、この方法ならば文字起こしができる。天才か

 早速上記のサイトを参考にしつつ、サーバーの先駆者たちの力を借りながら試行錯誤した結果……

 思わず雄叫びを上げました

 同じ日本人のはずなのに、何を言っているのか一切分からずもどかしい思いをしていた八十岡翔太さん、nageさん、市川ユウキさん、原根健太さんなどの声がこうして目に見える形で分かるようになったのです。
 まるで新しい世界が眼前に広がるような感覚でした。こんなことを言っていたんだな…………としばらく嚙み締めていました。

 色覚異常の方が色が見えるようになるサングラスをつけた瞬間、驚きと共に感極まってしまう動画を過去に見たことがあります。あの方の気持ちがよくわかりました。

 精度は5~6割といったところ。ただ原根健太さんの場合はわかりやすい声だからなのか、大体8割程度の精度でした。すごい。

 眞白井エイドさんから「ゆかりねっとコレクターneo」がMTG辞書にも対応しておりオススメとのことで、最近はこのソフトをよく利用させていただいています。ありがとうございます。

パイオニアMO配信でのアブパルvs新生化にて

 こんな面白い話してたのかよ! ずるいぜ!!!!!
 だがこれからは俺も参加できるからな!!!!!

 という気持ちでボイスチャットに参加できています。たのしい。


 短いですが筆慣らしということでご容赦ください。
 記事のネタ募集中です。どうぞよろしくお願いします。



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