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おいしいよね、お水(ビジネス)って(追加)

さて、ひとつ前の投稿でベジセーフなる商品(要はアルカリイオン水、アルカリイオン水、アルカリイオン水大事な事なので3回言いました)で野菜を洗うと付着した農薬が激落ちくんして、しゃっきりしておいしくなる商品で色々遊ん…実験してみました。(実験方法は前の投稿みてね↓)

今回はこの続き

実験後にあれこれ思案していく中でもう少し違う視点で実験したら、面白いかな?と思い立ったら吉日とばかりに…

1)アルカリに反応して黄色くなるなら洗浄残液にクエン酸入れたら…

実験前の画像がこちら
左からベジセーフ(pH11.5)、ダイソーの激落ちくん(pH12.5)、比較用に水道水(アルカリイオン水と同じようにトマトを洗った残り汁)

酸性度変化前

アルカリイオン水にはクエン酸を投入して参政・・・酸性に、水道水はベジセーフを追加してアルカリ性にしてみます
投入してみると・・・

見事に黄色から透明に!農薬が消えました!(違う)
画像ではわかりにくいですが水道水での洗浄残液もベジセーフを投入するとわずかに着色しています
pHによって色がつく成分が出ているってことがよくわかりました

2)ほかの洗浄をした後にベジセーフや激落ちくんで洗うと着色する?

そう、なにか表面に付着しているならトマトを何かしらで洗った後にさらにアルカリイオン水で洗うとまた黄色くなるのか?気になりますよね

はい、結果はこちら、(どんっ!!)
全て洗った後にさらにアルカリイオン水で洗った残水が色つくか?

左から水道水(流水)、エタノール、中性洗剤

さらに左からベジセーフで洗った後、それぞれのアルカリイオン水で洗う、ダイソーの激落ちくんで洗った後にそれぞれのアルカリイオン水で洗う、
一番右は、事前処理(洗う)がない場合

そう、実は見事に着色成分は中性洗剤と同じレベルでベジセーフでも落ちていそうです

3)そんなわけでだ・・・所感をつらつらと

もちろん、この黄色の成分がどれだけ問題か?って話があるので何とももにょもにょした結論しか言えませんが、流水でもかなり落ちていているのでアルカリイオン水で洗う意味は私にはあまり見いだせません

前記事でも書いた通り、成分分析の結果からフラボノイドがアルカリに触れて着色している現象と考えられるので、黄色い液=農薬の落ちた証拠だ!なんてとても言えんわけですが…

もし、農薬がきれいさっぱり落ちて安心だ!っているならベジセーフのホームページは洗浄後の残液の成分分析ではなく、洗浄前後の野菜を粉砕し、野菜に残った残留農薬で話をすべきなんよね

ベジセーフのホームページから抜粋

ただ、そうなると残留農薬はそもそも基準値(ADI)以下しか最初からなかったってことが証明されてしまうと…

ベジセーフのホームページから抜粋

ベジセーフに含まれるカリウムと同じ理論で少ないので問題ないと…

なってそもそもなんでベジセーフで洗うか意味わからなくなっちゃうんだろうなぁと思うんよね

とりあえず、今日はここまで

次回はあるのか?

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