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おいしいよね、お水(ビジネス)って

Xを眺めていたらここ数日、お水沸騰…もとい話題沸騰中のお水がありました

愛知でキャベツなどを生産されていてる農家のSITOさんのポスト

この深谷市のポストを引用しているわけだがここからさかのぼっていくと出てくる製品が「ベジセーフ」なる商品

こちらの商品は野菜や果物に付着した農薬を洗い流してくれるそうで、なんらなら肉や魚にもシュシュっとすればあら不思議!いやな臭いも・・・

まぁ色々指摘が入っているから今後に期待する()

とは言え、気になったところはあれこれあるが、トマトをベジセーフで洗うと黄色くなると・・・なにこれ?エンジニアの心をくすぐる

(・・・ぽちっ)

アマゾンありがとう

ホームページを見てみると…(・_・D フムフム

まぁこのあたりの話か・・・

要するに水を電気分解してイオン交換膜で陰極側を塩基性(アルカリ性)に振るんだけど炭酸カリウムをいれるから、カリウムが残って・・・

えっ?興味ない?そんなぁ~( ;∀;)

巷でアルカリイオン水とかアルカリ電解水としてよく売っているやつですね


話を戻してちょっと気になったこれ↓ミニトマトを洗うと、表面に付着したあれが落ちて洗浄液が黄色くなるそうです

ベジセーフのホームページより

この黄色い液体を成分分析(高速液体クロマトグラフィー:LC)にかけてどのような成分が含まれているか調べたそうですが

成分分析の報告書より抜粋

ん?着色成分はフラボノイド配糖体? 要するにアルカリに触れてトマト表面にあったフラボノイドが黄色くなったってことやな

ラーメンの麺を作る工程で小麦にかん水入れて練って作ると黄色くなるあれね

てことは、単純にアルカリ性の液体なら黄色くなるってことか・・・
(農薬の話はいずこに???)

よし!

よし!

アルカリ性)ダイソーの激落ちくん>>ベジセーフ=重曹水>
(中性)エタノール、水道水
>>クエン酸水(参政× 酸性〇

ダイソーの激落ちくんのアルカリ度よ…(そこに感心すな)

これらでミニトマトをコロコロと3分やって液を戻して…

ココット皿でコロコロっと・・・

ダイソーの激落ちくんすごっ…(だからそこに感心すな)

「やはりアルカリ・・・!! 全てはアルカリが解決する!!」

そんなはずはない!!無農薬野菜なら黄色くなら・・・
「ほらよ」

むしろ自然派スーパーでかったミニトマトの方が色濃くね?????

アルカリ成分以外で…
「ほらよ(クエン酸で中和どころから参政に…酸性にしてやったぜ)」

というわけだ・・・黄色くなるのは農薬が洗い流された証拠なんかじゃなくトマトのフラボノイドがアルカリ溶液に触れて黄色くなっただけだ

で、やっと本題だ

このベジセーフとやらはアマゾンで買うと4リットルで約9,000円だ

だから1リットルで2,250円だ

一方でダイソーの激落ちくんなら280mlで110円だ

1リットルであれば393円だ!

ダイソーの激落ちくんすごっ…(だから…)

しかもよ、ダイソーの激落ちくんの方がpH高い=コストかかってんのよ

激落ちくんはpH12.5超えてんのに、ベジセーフはpH11.5よ

ランニングコスト10分の1よ、なのに販売価格は5倍って…(´・ω・`)

【結論】お水ビジネスは儲かりますね

透明な液体に色がつくからなんか落ちた気になってるだけなんだけど、色がつく事と表面に付着した何かが落ちたってのは別問題でしょうなぁ〜

…まぁそれでも洗いたい人は好きなだけ洗えば良いけど、ワイは水洗いでいいわ

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