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Rock And Roll is Dead

Rock And Roll is Dead

 1995年、レニー・クラヴィッツは歌った。当時は、そんなわけないよ、でもかっここいい曲だから、まぉいいかと思って聞いていた。ところが、最近あらゆるモノが誕生して消滅するまでの流れに法則性があることに気づいて、音楽にその法則を当てはめると、レニーの言うことは、みごとに当てはまるのだ。法則というのは、簡単に書くと、振動→引き寄せ→結合→飽和→放出→充足→消滅 である。例えば、いろんな音楽が結合してロックとして飽和したのが70年代、MTVでロックが放出されたのが80年代、新しいロックが出てきてさらに飽和したのが90年代だとすると、ロックは90年代で死んでいるのである。と言っても、ロックがなくなったわけではなくて、死んだのである。微妙な表現ですが、あることはある状態かな。でも、2000年以降に生まれた人はそうは思わないだろう。ロックの歴史を見た時に、レニーのように感じる人がいるかもしれない。少なくとも私はそう感じております。

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