じゃんけん大会を盛り上げる手法とMC(最終回)
今までお読みいただき、ありがとうございます。
もうお気づきだとは思いますが、じゃんけん大会はMCのパフォーマンス・ステージ。
・準備
・選曲
・緩急あるセットリスト
・演奏力
で観客を熱狂させるライブステージです。
最後に「サプライズゲスト」「アンコール」についてお話ししたいと思います。これであなたも、立派なじゃんけん大会マスター。
1.サプライズゲスト
▷予定にない賞品のこと
もちろん、予めスタッフに頼んでおくのですが、じゃんけん大会の最後の方に、ステージまで持ってきていただくと効果的。MCが一旦ステージから降りて、楽屋から持ってくるのもいいですね。
会場でしか手に入らない(例えばスタンプラリー景品や記念品)賞品も嬉しいもの。
「ありがとうございます!」
「主催者から○○をいただきましたー!」
サプライズでもあり、もうすぐ終わりかと思っていたところに賞品が増えたことに参加者は湧きます。
2.アンコール
▷隠しておいた賞品をもう一つ出すこと
最後の賞品をかけたじゃんけん大会で負けてしまうと、さっと帰ってしまう方がいます。当たり前ですよね。もうこれ以上、自分が賞品を手に入れるチャンスはないわけですから。
いいんです。
残った方に幸せを。
不思議と私のじゃんけん大会は、最後の方が勝つまで席を立たれる方はほとんどおられないのです。
きっとまだ何かあるぞと思われている、ということもあるでしょうが、お客様の中で一体感が生まれ、最後に勝つ方を応援しようと思われるのではないでしょうか。
そして終わり方にもコツがあります。
最後の勝者に賞品を手渡したあと、長々と話をしてはいけません。さらっと終わることが大切です。
これで、じゃんけん大会を終わります。
私○○と、アシスタント○○でした。
また明日(来年・どこかで)お会いしましょう。
ありがとうございました!!
ここでお客様からは大きな拍手が。
ありがとう!
さよなら!
バイバイ!おっちゃん!
ステージを降りたあとに子ども達が駆け寄って来ることもありますし、ハイタッチをしにくる学生や、一緒に写真を撮って下さいと言いに来た家族もおられました。
どうしてもアナウンスが必要な場合は、一旦ステージを降りてから影アナですること。
ステージ上で長々とアナウンスしていると、その間にお客様はどんどん帰りだし、何だか締まりのないエンディングになってしまいます。
3.最後のサプライズ
▷賞品を少し残しておく
ステージを降りたあと、今日はありがとう!楽しくやれたよ!と言いながら、手伝ってくれたアシスタントやスタッフに、バックヤードに残しておいた賞品を渡す。
これ、目を丸くして喜ばれます。
じゃんけん大会のコツ、いかがでしたか?
"ズル"をするお子さん対策、難しいですよね。
苦い経験もあるので、これについては
いつか書きたいと思います。