ノートパソコンをパタンと閉じてため息をつく

青のSP(スクールポリス)が好きだ。

予告のときから単純明快で面白そうだなと思ってたんだけど、本編が始まったら、まぁこれが極端で善悪がはっきりしていて、2話くらいからようやく真木よう子のおっぱいが気にならなくなって。

スクールポリスの藤原竜也はどんなときも藤原竜也なんだけど、それもまた水戸黄門のようで面白い。

そして毎回気になるのが、藤原竜也がパソコンを使ってSNSを調べるときに必ずといってやる仕草が

ノートパソコンをパタンと閉じてため息をつく

ぷぷぷ。これ、普通やるかな。
はい、観ている方はこの仕草に注目。

いっとき劇団に入って芝居を教えていただいたときに、

どんな仕草にも意味がある、コップを手にするときも、どんな気持ちで、どんな感情でコップを掴もうとしているのか考えに考えるのだと監督からよく指摘された。

山本さん、今笑ったけど何で?どうして笑ったの?
どんな感情で笑ったの?と何度も厳しく追求された。

それを考えると、藤原竜也がノートを閉じてため息をつくって仕草は、実に象徴的でわかりやすい仕草。テレビにはこういったある種のパターン動作が必要なのかもしれないな、芝居であれをやったら怒鳴られるなと思いながら、そのシーンをいつも見ている。

なんか無茶苦茶な展開だけど、だんだん藤原竜也が好きになる。

「生徒なんて所詮、他人の子供」

これからも青のSPから目が離せない。