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高校の卒業式

こんにちは☀

私はプラバンと水性ペンを使ってアクセサリーを作ってるハンドメイド作家のmassmic(マスミック)と申します😆✨

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こんな雰囲気の刺繍風のデザインを1つ1つ手書きで描いて作ってます♡♡


今回のテーマはこちらになります(^^)

・高校最後のホームルーム

毎年、卒業式シーズンになると高校時代最後のホームルームが凄く印象に残ってて今でも忘れません。

卒業式が終わり体育館からクラス最後のホームルームが終わると思った瞬間、先生の一言で変わりました。

「今から卒業証明書を胸辺りに広げて教壇に立ち、将来の夢を一言でもいいです。スピーチして下さい。」


突然の事でクラス全員は嫌がりました。しかし、先生は笑顔で楽しみに待ってました。

名前の順番に1人ずつ教壇に立ち、クラス30人がどこの大学や専門学校に行くこと。

そして、自分の夢を語りました。

その中でも1人の男子は大学の一般受験をしましたが、落ちてしまい

「また来年、勉強をたくさんして大学に受験して合格させてみせます!」

クラスも凄くいい雰囲気になりました。

私も発表をして次の人で一気に雰囲気も気持ちも変わりました。

その子はクラスのムードメーカーで明るく元気なヤンチャな男子でした。

しかし、その子は高校三年生になって名字が変わりました。

最初、その子が登校するまで、誰か全くわからずクラス全員がザワザワしていたのを覚えてます。

その男の子は1年生の頃に同じクラスだった男子でした。私もクラスメイトも全員、どう名前を呼べばいいかわかりませんでした。

彼は「前の名字でいいよ!!俺も気まずくなるの嫌だからね😁」と言った時、全員馴染みのある前の名字で呼びました。

その後も彼は登校していましたが、少しずつ欠席が多くなりました。今だからこそ思うのが、家庭環境での反抗期かわかりませんが、不登校に近いくらい休みがちでした。

彼はムードメーカーだったので明るかったクラスも少しずつ元気がなくなり、全員彼を心配してました。

たまに登校をした時、やっぱりクラスの雰囲気は変わりました。来てなかった時の提出物やノートの貸し借りなど、クラスメイトは凄く協力的で彼はギリギリ何とか卒業出来ました。その想いが溢れてきて

教壇に立った瞬間、号泣してました。

「俺は皆のおかげで卒業できました。生意気な態度をとったり、バカな事を言ってたり、不登校ぎみだったのに優しく接してくれて、本当に嬉しかった。授業やテスト範囲とかも教えくれて卒業出来たのは奇跡だと思う。本当に感謝の気持ちしかないです。」

「俺は歌が凄く好きで、そういう専門学校に行きます。俺は必ずこの感謝の気持ちを伝えられるような歌手になります!!本当に1年間、ありがとうございました。」

クラスは全員、泣きました。

そして、夢を叶える為に私も頑張らないと!という気持ちも高まりました。

教壇に立って夢を語るなんて金八先生みたいで嫌だなと思ってましたが、やって本当に良かった。

その後の彼はどんな感じになってるか知らないです。クラス全員もどんな感じか知らないですが、私はきちんと夢を叶えました。

毎年、この時期は心がリセットされます。

先生、ありがとう。

そして、最後まで読んで頂きありがとうございます😁✨

massmic(マスミック)でした♡♡

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