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本当に色んな人がいる

4人目はイラン人女性。


チャットの応酬の中で、ラーメンが食べたいというので食べに行こう誘ってみた。

するとすんなりOK。

マジか?


でもアプリ内でのオンラインの状況を見ているとけっこうな時間、アプリにいることになっている。

正確にはオンライン状況が反映されないがだいたいの目安にはなる。

少し軽めの人かなと想像する。

話し始めてからそんなに時間が経ってない(二週間も経っていなかったと思う)のに大丈夫かなぁと思いながら約束をした。


ランチに行こうという約束だったがその数日後、昼間に用事が出来たのでディナーにして欲しいと言われる。

えーっ、大丈夫かな。

初めて会うのがディナーはな、と思いながらとりあえずそれに決まる。


ところが当日、急用が入ったからいけないと連絡がある。

あぁ、やっぱりなと。

全く問題ないよと返事をする。

今までのパターンと一緒だなぁと思った。

やっぱり心の準備が出来てないから??

本心はもちろんわからないが。


もうすっかり急ぐつもりはなくて、逆に向こうが急いでいると心配になる。

燃え尽きてしまうんじゃないかと。

じっくり時間をかけた方がいいと学んだ。


もちろん人によって心の状況は様々だ。

今たまに話しているフィリピン人はマッチングアプリに登録するのに心の準備が3年掛かったと言っていた。


このイラン人の女性は2ヶ月前に別れたと言っていた。

早いリカバリーだ。

ただもちろんその前にどれくらい心の準備ができていたかにもよると思うので一概には言えないが。

話の流れで食事に行こうとなってしまった時は少し早いかなぁと思った。


その後もチャットは弾み、キャンセルになった次の週に今度は軽くお茶でもしようと誘ってみた。

すると「あっ、前のラーメンの店に行こうよ」と向こうから言われた。

おっ、相変わらずノリがいいなと思いつつ、約束をする。


イランについて何も知らないので前日に予習をした。

ネットで調べ、YouTubeでビデオを見まくった。

非常に興味深いところだ。

地理的に色んな人種が行き交う場所にあるので人の顔立ちが興味深い。

独特な雰囲気だ。

プロフィールの写真からではなんとも言えないがけっこうイケるんじゃないかと自分のことを棚に上げて思う。


そして当日。

1時の約束だったが気の早い僕はもちろん早々と現地入り。

あまり行ったことがないところだったので周囲の探索をしたり、買い物をしたりして時間を潰した。

予定の1時になる。

ちょっと遅れてるようだ。

まぁ、オーストラリアだし、女性だし、こんなもんだろう。


10−15分くらい過ぎた頃、それらしい人が歩いてくる。

うーん、ほぼ写真通りかな。

早速店内へ。

一番奥の席に案内された。


メニューも事前にネットで予習済み。

チキンもポークも海鮮も、そして醤油も味噌も選べる。

どんなラーメンが食べたいかきく。

海鮮のラーメンがいいということ。

でもあまりお腹減ってないからシェアしようと言ってきた。

ただ2人でひとつのラーメンだけじゃ、悪いかなと思い、小さいたこ焼きと揚げ出し豆腐も一緒に頼んだ。


早速イランについての予習を使いながら話を進めていく。

向こうもけっこうノってくる。

まんざらでもないうようだ。

楽しい。

話が弾む。

考え方がけっこう合う。

体の距離も近い。


前の苦い経験が記憶に新しいが、ちょっとそれとは違う感じがした。

かなり素朴な印象を受ける。

こういうのはあまり発展していない国出身の人のいいところだなぁと思う。

擦れてない。


移民同士だからけっこう話も合う。

こういうのは地元の人とは違うところ。

もちろん地元のオージーにもいいところはたくさんあるんだけれど、移民には移民にしか理解できないことがある。


あっという間の1時間だった。

場所を変えてお茶をしてもいいかなと思って時計を見たら向こうも「あっ」って感じだったんで、とりあえず店を出る。

この後の予定はと聞くと、友達と会うことになっているということ。


車まで送っていく。

彼女のは普通の車。

ちょっと安心した。

同じくらいの生活レベルだなと。


いつも通りハグをして、また会いましょうと言って別れる。

次がないような印象はなかった。


でもそれは最後までわからない。

連絡をして返事があるかどうかだ。


何時間か後にお礼のメッセージを送った。

すると僕が念の為にと言って送っていた僕の電話番号に直接メッセージが来た。

1段目はクリアしたようだ。

楽しくなりそうな予感。


第二弾のウォーキングデートが会った日の二日後に決まった。

なんという早さ。

楽しみだ。


今日はこんな感じで。

第二決戦は明日だ。




















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