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#好きがコトひらく町 香川県琴平町

こんにちは、まっさんです。
「好きがコトひらく」
そんな魅力あふれる町があるので、ぜひともおすすめしたいです!今回はわずか3日で魅了された、香川県・琴平町にフォーカスします。

2021年の冬、私は2泊3日で琴平町へ足を運びました。ひとことで町を言い表すならば、「ヒトの魅力と笑顔の宝庫」。3日間で出会うヒト、みな笑顔がステキで心から感動しました。

琴平町とは?

JR土讃線 琴平駅。ここから琴平の町がひらけます。

琴平町には、令和5年4月現在7,996人、3,600世帯が暮らしています。東京・大阪からは、ことバスが運営する夜行バスが出ています。東京からは約12時間の旅路です。私は有休+土日の弾丸スケジュールで訪問しました。バスの到着おくれに伴い、バス内でミーティングをしたのもよき思い出です。また、高松空港からは電車やバスで1時間ほどでアクセスできます。江戸時代からの歴史が残る琴平町、代表観光地は金刀比羅宮です。

金刀比羅宮とはどんなところ?

こんぴらさんの表参道。賑やかで歩いていて楽しいです。

金刀比羅宮は標高524mの琴平山に相当する高さを、785段もの階段を登り礼拝できる場所です。通称こんぴらさんと呼ばれ、海外にも人気があり年間600万人が訪れます。航海の神様が祀られています。2019年には町に外貨両替機が設置され、インバウンド需要にも対応しています。

金刀比羅宮の表参道には、数多くのお店がひしめいています。七十七堂など、下から〇段目にあるお店が分かる店名の付け方も面白いです。
ここからスタート。階段の登り降りはヒザにくるため、長い杖が用意されています。杖を貸し出す場所にいる女性も、陽気で話していて飽きないステキな方です。

風の人、土の人が集う

観光案内所Kotori(工事中)
アーティストインレジデンス。
現在は綺麗な姿になっています。

町の玄関口として、コトバスが運営する観光案内所「Kotori」には町のフリーペーパーが並んでいます。観光前にKotoriに立ち寄ると、一気にローカル情報を手に入れられます。Kotoriの隣には、アーティストインレジデンス(一定期間土地に滞在して、日頃とは異なる文化・環境で作品制作を行う場所)が併設されています。

2021年の訪問時には工事中でしたがついにオープン。地域を一時的に訪問する「風の人」と、現地に中期的に滞在する「土の人」の交流の交差点が出来上がっています。新たな着想や、アイデアの化学反応が生まれやすいコミュニティ作りがなされています。琴平はいわば知る人ぞ知る地域です。

移住を決めてカレー屋を開いた例も

ガラムマサラ作りを体験。

近年、流行が来ているスパイスカレー。実店舗を開きたいとカレー屋「栞や」をオープンさせました。運営者の1人は、大学の頃インターンとして働き東京に帰るつもりでしたが、「琴平の町が気に入りすぎてそのまま移住を決めました。」ととびきりの笑顔でお話されていました。※現在は運営者が別の取り組みに着手されているため、カレー屋さんは休業中。

町内にもう1店あるカレー屋さんは、元々鎌倉にあって琴平でもお店を開いたところです。「好き」を追い求めて琴平町に移り住んでいました。店主さんがスパイスの知見に長けていて、スパイスを混ぜ合わせるガラムマサラ作りの体験をさせていただき、少しの分量で味が変化するスパイスの奥深さに触れました。

文化を体験して感じる「好きがコトひらく」

自分でこねたうどんの美味しさは格別でした。
はじめてのビーズ体験。
店長に「ビーズ愛」に語らせたら止まりません。

ツアーのテーマであり、自分でもしっくり来た町でした。観光で成り立ってきた町にとって、コロナ禍で来町者が減っていることは命取り。「染匠 吉野屋」では讃岐のり染トートバック作りを、「中野うどん学校」ではうどん作りを、「ヒトツブビーズ」ではブレスレット作りを、「琴平文具店」では手帳作りを体験しました。

生活では馴染みのない商品も、いざ自身の手で製作してみると愛着が湧いてきます。教えてくださる方が情熱を持って取り組まれています。その姿勢を目の当たりにして、地域に対して愛着を持ち、好きなコトを生業としている、新しい琴平の魅力を発掘できた時間でした。また訪れたいと思う町No.1です。

Tabippo主催のモニターツアーに参加させていただいた縁で記事を投稿しております。

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