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旅人からのギフトが経験のバトンリレーに

こんにちは、全県訪問歴があるまっさんです。本日は旅人が提供できることを紹介します。表題の「ギフト」とは物を贈ることだけでなく情報を伝えていくことを、「バトンリレー」とは持続可能的に物事が繋がっていくことを指します。

「旅で還元できること」をネット検索すると、「ふるさと納税で旅行に行く」「ポイントで活用して旅へ」という検索結果でした。ひょっとして旅行へ行くことがゴールになっていないでしょうか?もちろん旅の日程を決め、計画を立て、チケットを予約してという前段から旅行は始まっており、楽しみが増していきます。ただ、旅行から帰ったらどうでしょうか。溜まった洗濯物を片付けて、お土産をしまっておしまいでしょうか。

1. 発信から旅は生まれリレーする


新潟県・佐渡島を訪れた後の投稿

 友人に、訪問した経験を話し街の魅力を伝えることで、訪問者リレーが起きます。経験をSNSでストーリー発信したり文章で投稿したり、小さな発信でも魅力が伝わり身の回りから足を運ぶ人が多くなると感じます。さらに自分では再訪が叶わないとしても、街や人にどんな変化があったか出来事を追うことができます。旅は、2022年秋の京都といった時期と場所でその時しかみられない移ろいがあるもの。その光景を発信することは、何にも変えがたいと言えるでしょう。時間を置いて再訪した時には、当時と現在を比較することもできます。

2. 消費する行動が物を介してリレーする

各地で集めたポストカード

 旅中、ご当地ものを何か1品以上購入するようにしています。予算1000円から2000円と設定しています。山口県の元乃隅神社を訪れた際には、土産店での店員さんからドラマのロケ地になったことや夏のお祭りトークを住民の方目線で伺えて旅のアクセントになりました。買うものに悩んだら、ポストカードをおすすめします。1枚あたり150円ほどの安価で手に入り、訪れた地でしか購入できない限定シリーズが多く展開されています。かつ友人に手紙を出すときのツールになります。旅の経験がリレーしていき、巡り巡ってその地域が話題に上がるきっかけとなります。

 以上2点が、旅人からの「ギフト」となると考えています。消費活動や現地での交流をしておしまいではなく、次につながるきっかけを何かひとつ残せたら、旅人として還元する姿勢が充分取れているのではないでしょうか。


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