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第116回おうちでレガシー カバレージ Round3 だばちゃん(エルドラージ) VS シェリ(ボロスイニシアチブ)

ストンピィデッキ。序盤に相手の動きを封殺しつつ自分のペースに持ち込み、あとは強力なクリーチャーやパーマネントを叩きつけて一気に勝負をかけるデッキである。《古えの墳墓》といった2マナ土地やマナ加速手段、豊富な妨害手段に支えられるレガシーでは、人気のアーキタイプの1つと言えるだろう。

そんなストンピィデッキ同士が、今日全勝決定戦で相対する。「シェリ」が持ち込んだのは「ボロスイニシアチブ」。序盤の動きを《虚空の杯》《エメリアのアルコン》で封じつつ、あとは《練達の地下探検家》などのイニシアチブ持ちのクリーチャーを投下し、一気に攻め立てるデッキである。

対する「だばちゃん」は「エルドラージ」をプレイ。こちらは妨害手段には乏しいが、その分クリーチャーをの圧力が高く、また《ウギンの目》や《エルドラージの寺院》といった2マナランドにも支えられており、安定して相手へ圧力をかけていくデッキと言える。

果たして、どちらのストンピィデッキが本日全勝に輝くのか。その軌跡を見ていこう。

■Round 1

1ゲーム目、《平地》をセットするシェリに対し、だばは《運命を貪るもの》を公開。ライブラリートップを調整しつつ、《魂の洞窟》《水連の花びら》をセットし、《苛立たしいガラクタ》を展開していく。

が、シェリはそんなものどこ吹く風と言わんばかりに《裏切り者の都》をセットすると、《エメリアのアルコン》を展開。「非基本土地をタップインしろ」と書かれた文言に、デッキの土地基盤の8割以上を非基本土地に依存するだばの顔が大きくゆがむ。

だばの動きが大きく減速したことを確認し、シェリは《練達の地下探検家》をプレイ。イニシアチブを取得し、一気に勝負を決めにかかる。

だばは《苛立たしいガラクタ》をドローへ変換し、《まばゆい肉搔き》を展開。なんとかこの展開に食いついていこうとするが、ここでシェリは《粗暴な聖戦士》を展開。盤面を更地にして一気にライフを削りとる。

だばは《まき散らす菌糸生物》を展開するが、目の前のクリーチャーを止めるに至らない。《地下街》によるライフロスも含めてだばのライフが尽き果て1ゲーム目は終了した。

だばちゃん0ーシェリ1

■Round 2

1ゲーム目同様、《運命を貪るもの》を公開してドローを調整するだばに対し、シェリは《金属モックス》《古えの墳墓》《水連の花びら》を展開、《練達の地下探検家》をプレイしイニシアチブ取得。ゲームを終わらせにかかる。

これに対し、だばは《難題の予見者》をプレイ。唯一手札に残っていた《軍団のまとめ役、ウィノータ》をはたき落し、シェリの後続を断っていく。

本来であればこのまま《地下街》を左側に進んでいくのだが、シェリは右側へ舵を切る。《失われた井戸》へ入室し、占術2を使いライブラリートップを確認し、そのままドロー。引き込んだ《粗暴な聖戦士》をプレイし、だばの盤面を再び更地にしていく。

なんとかシェリの展開に食いついていきたいだばは《まき散らす菌糸生物》をプレイ。《ウギンの目》をサーチして盤面に置くと、続くターンで《運命を貪るもの》をプレイ。打点を削ぐべく《練達の地下探検家》を追放する。

これでシェリの勢いを落とせたかと安堵のため息をつくだば。が、シェリはターンを貰うと《粗暴な聖戦士》をプレイ。位相が夜になっているため《月憤怒の粗暴者》としてプレイされクリーチャーの追放に至らなかったが、更にシェリは《金属モックス》をプレイ。

続くだばのターン。位相が昼へと戻り、《月憤怒の粗暴者》が《粗暴な聖戦士》へと戻る。これにより、だばの《まき散らす菌糸生物》《運命を貪るもの》が吹き飛び、状況がふりだしへ戻される。しかし、この状況を覆す手段は、だばに残されていなかった。

だばちゃん0ーシェリ2

■Round 3

■デッキリスト

■対戦動画


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