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第49回おうちでレガシー カバレージ Round2 ガイ(ターボAPEX) VS Swimmy(忍者)

レガシーはデュアルランドが多数必要という見解がある。これはほぼ正しく、レガシーのトップシーンで活躍するデッキは、基本的に色を安定させるためにデュアルランドを採用することが多い。

だが、デュアルランドが無いとレガシーは遊べないかというと、そういう訳ではない。例を挙げていこう。

今回「Swimmy」が持ち込んだ「忍者」。《虎の影、百合子》などでアドバンテージを稼ぎつつ、相手の行動を《意志の力》などでしのぐクロックパーミッションだが、これは青黒で構成されるものの、デュアルランドはほぼ採用されないデッキである。彼のデッキリストを見ても、《Underground Sea》が1枚採用されているだけだ。

もう一方の《ガイ》が持ち込んだ「ターボAPEX」。コチラは一応デュアルランドが採用されているが、本筋の「《頂点壊滅獣》を早期に叩きつけて気持ちよくなりたい」ということに比べれば些末な問題というレベルである。採用しているとは言え、依存しているとは言えないだろう。

どちらもデュアルランドに依存していないデッキがフィーチャーに出そろう。どちらが最後に立っているのだろうか。

■Game 1

先手はSwimmyだが、ガイは《宝石の鉱山》をセットしてゲームスタート。意地でも土地を伸ばしてマナを確保するという精神を見せていく。

Swimmyは《改良式鋳造所》を設置。更に《変わり身ののけ者》も展開していく。

これに対しガイは《古えの墳墓》を連打。5マナを早期に確保すると、《創造の技》を実演込みでプレイ。「君もライブラリートップを1回無償で唱えていいよ。俺は2回やるけど。」という訳の分からない提案をしていく。

これに対し、Swimmyは怒涛の《意志の力》2度撃ち。1対4交換というとんでもないアド損行為をしながら、ガイのやりたい事から身を守る。

その後、Swimmyはガイからもらった《創造の技》をプレイ。ライブラリートップのカードを見てSwimmyの顔がほころぶ。

めくれたカードは《巧妙な潜入者》。全ての忍者がカササギ能力を持つようになるクリーチャーを展開し、失ったアドバンテージを確保し直していく。

こうなれば後はSwimmyのペースである。《改良式鋳造所》でトークンを生成しつつ盤面を一気に掌握し、ガイのライフを一気に削り取った。

ガイ0ーSwimmy1

■Game 2

Swimmyは忍術のタネとなる《羽ばたき飛行機械》《変わり身ののけ者》を展開しつつ、続くターンで《虎の影、百合子》へ忍術で変換。ガイのライフを削りつつ、コチラはアドバンテージを得ていく。

ガイは土地を伸ばして《開墾》。ライブラリートップを確認するが、めくれた土地は《雲上の座》のみ。思うように土地を伸ばすことができない。

そうこうしている間にSwimmyは《月回路のハッカー》も展開。きれいに忍者と《虎の影、百合子》を並べて盤面を掌握し、ガイへターンを回す。

ガイはドローし、手をSwimmyへ差し出した。勝ったのはSwimmy。うまく相手の行動を抑えて勝利をつかみ取った。

ガイ0ーSwimmy2

■デッキリスト

■対戦動画

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