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【詩】ゲリラ豪雨

・・・・
ドブドブ、ドブドブ、ドブドブと
聞き慣れない音の雨が降る。
ブカブカ、ブカブカ、ブカブカと
聞き慣れない音が窓を打つ。
もはや意味のなくなったワイパーは
面倒くさそうに水の中を泳いでいる。
窓の外はゆがんでいるのか。
いやいや、雨でにじんでいるのだ。
水と空気の対比はほとんど9:1で
10:0にならないのは、何とか地面に
タイヤが触れているからなんだな。
いずれにしても、このまま走っていては
危ない。と、さっきからぼくは
広めの路肩を探している。・・・・

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