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日記選

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日記を書き始めておよそ五十年、ブログを始めて二十数年、その間に書いたものを紹介しています。
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記事一覧

愛だの恋だの

 きれいな女性が歩いていると、その辺にいる男どもはその女性を目で追っている。そして、「い…

新谷雅先
4時間前
8

白髭

 ぼくの住んでいる八幡(北九州市)に、花尾山という山がある。夜景で有名な皿倉山の横にある…

新谷雅先
1日前
11

数字

 前の会社にいた時のこと。ある取引先の営業マンが辞めた。  その営業マンは、いつも上司か…

新谷雅先
2日前
10

日本人の顔

1,  前にテレビで見たのだが、小笠原村に住む人たちは、ポリネシア人系の子孫が多いのか、ハ…

新谷雅先
3日前
13

【詩風】気づきを得る

十八年前に長年勤めていた会社を辞め、 その後一年ほどの空白を経て 今やっている仕事に就いた…

新谷雅先
6か月前
2

爪が伸びている

三月から伸びている爪を 切らなくてはならないのだが 四月の痒い背中を掻くために もう少し伸…

新谷雅先
6か月前
1

言葉をつま弾く

 中学の頃フォークブームというものがあった。例えば吉田拓郎さんの『イメージの詩』のように、自分で言いたいことに曲をつけて語る、という新しいスタイルが登場したのだ。  そういうブームに触発されて、曲はともかく、言いたいことを書くだけなら何とかなるだろうと、ぼくは言葉の挑戦を始めた。それがようやく形になり始めたのが、高校一年の夏頃だった。  言葉が書けるようになると、今度は欲が出てきて曲に挑戦したくなった。そのためにはギターが必要だと思い、その年の秋、親戚に頼んで古いギターをも

【詩風】ノルウェーの森

クルマのエンジンをかけると スピーカーからビートルズの ラバー・ソウルが流れてきた。 ビー…

新谷雅先
7か月前
2

四月に入ってから

1, 四月に入ってから ぼくを含めたこの周辺が 徐々に変わり始めている。 友人たちは四月から…

新谷雅先
6か月前
1

セルフイメージ

1, 確固たる自信のないまま生きてきたから どうもセルフイメージがよくない。 端から見ると…

新谷雅先
6か月前

【詩風】藤の花

近所の小さな山裾に 野生の藤が咲いている。 毎年見ている山なのに、 藤を見るのは初めてだ。 …

新谷雅先
6か月前
1

月夜待

1,  福岡県に水巻という町がある。その昔は炭鉱町だったが、今は北九州市のベッドタウンにな…

新谷雅先
6か月前
2

【詩風】糖分は控えめに1

自慰眠酒糖だとか、利権眠酒糖だとか、 小梅糖だとか、狐狗狸眠酒糖だとか、 強酸糖だとか、三…

新谷雅先
6か月前

【詩風】糖分は控え目に2

この体の中にはJ体という 免疫を司る重要な臓器があります。 その臓器、糖分のバランス次第では 機能しなくなる恐れがあるのです。 そうなってしまうと、ただでさえ 弱体化していっているこの体は、 様々なウイルスに冒されることになり、 さらにさらに弱体化していって、 最終的に死に至ることになるでしょう。 そうならないためには、糖分の 見極めが肝要になってきます。 くれぐれもこの体だけではなく ウイルスに対しても甘露を与え その侵入を手助けするような 危険な糖分は、 摂らないようにし