右の頬を打たれたら相手の左脛を蹴り上げる

今の自分ならこう答える。なんて暴力的なんだろう。
定期的に自分に対してこの問いを投げかけてみるのは精神状態を把握する上で良い指標になる気がする。

聖人じゃないから攻撃されたら反撃してしまいそうになるんだけど、接客業として働いていると発散相手を選んで攻撃してくる人に一定間隔でエンカウントする。

来るもの拒まずな業態なのでそれ自体は避けられないし運次第なんだけど。こちらの話を聞かずに一方的に捲し立てて説明も聞かずに勝手にキレ散らかして暴言を吐いてくる人の多さよ。尊厳を否定するような罵声を浴びせてくる人もいた。あいつは一生忘れない。忘れたいけど忘れられないくらい酷い言葉だった。さっさとくたばってほしい。

お客様は神様とは全く思わないし今そんなこと言う企業があるとしたら心配になるくらいだけど、お客様()的には無意識に企業側より立場が上にあると思ってらっしゃる方が多いように思う。
そこはビジネスなんだからフェアじゃない?あんまりフェアって言葉好きじゃないけどビジネスにおいては適用してもいいよね。

で、こちとら若年層の女性な訳ですよ。その対極にある中高年男性と思しき人たちは特に勘違いしている人が多いのなんの。それ同じこと同じ立場の同じ属性の人に言う?乱暴な表現するとオッサンは若い女に当たり散らすけど、オッサン同士でファイトしてるの見たことない。そういうことですよね。

自分と比較して弱い立場の人を狙って攻撃してくる人があまりにも多いって話です。
そんで私は明らかに暴力だと思う事象に対して謙って事態を収束させることができないので(あくまで接客のスキルとして)、今はまだタイトルの通りやられたらやり返したろかっていうファイティングポーズで向かってしまうところにいる。

右の頬を打たれたら左の頬を差し出すことができる日は来るのだろうか。




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