GARMIN FortrexをMilsimで使ってみよう!
参加募集開始もうしばらくお待ち下さい!
さて、前回のMason_rockでもGarmin使われていた方そこそこいたと思います。スマートフォンのGPSアプリ優秀なんですが、なんやで電池食うんですよね。
で、やっぱりGarmin使お!ってなり現場で設定しようとしたり、今までコスプレで待ってたけど使い方よくわからん!みたいなことはよくあることなんじゃないかなとおもいます。
私も取説読みつつまだ知らない機能が山ほどあるんですが、とりあえずこの設定で当日は使えるという方法を紹介いたします。
まず基本的な話から
前回のMason_rock.V3 Phase2で使用したマップです。
よくMGRSがどうたらこうたらって書いてるのはこの赤い格子(グリッドって呼んでます)でエリアを区切って、現在地の位置を無線で伝え合ったり支援要請を出したりしてるわけですね。
MGRSの概念の詳細については、
このサイトがとても詳しく書いてあります。ただ結構奥が深く、難しいと思います。
参加者の多くは地図のプロになるわけではなくあくまでこれを使ってシチュエーションゲームを楽しむことがメインだと思いますので、仕組みは分からなくても使えるようになるというのが本稿の目的です。
かなり雑に説明すると、
54S VE 5132 6965とか表示するんですが
54S→地球をめっちゃ切ってエリア分けしたもの。大体日本は54S。地球は球体なんで広げた時に北極と南極は表示方法が違う。極地で戦闘予定の人はがんばってください。
VE→その中を更にエリア分けしたもの。表は上の記事にある。ただ作戦区域がこの2文字アルファベットを跨ぐことはシチュエーションゲームではまずない。
5132,6965→ここが現在地を伝える上で大事。末端の数字ほど細かい位置を示してくれる。8桁の時は10m四方まで、10桁の時は1m四方まで細かい表示が可能。
地図の赤いグリッドは100m四方を囲っていて、例えば交差する点51206960で10m四方の現在地を示す。MGRSは最大1m四方まで細かく指定できます。
めちゃくちゃざっくり説明するとこんな感じです。で、このグリッド内のどこにいるかは手持ちのコンパスについてる定規みたいな奴で測れば位置が分かります。この時に自分の位置を点で示してくれるのがGPS受信機です。
GPSの誤差で誤爆しないの?と気になる方もいると思いますが、末端5桁目の数字はズレてもそもそもヘルファイアの効果範囲が10m四方以上はあるので大丈夫です。
思いっきり違う座標指定すると味方に当たります。
これを実際にMilsimでどう使ってるかと言いますと、
『Americunt、Americunt、こちらGod father。現在地送れ』
『God father こちらAmericunt。現在地座標51412 69591。11時の方向40m先に敵らしき人影を確認。指示を請う。』
みたいな感じで位置を知らせておりました。
余談ですがMason_rock.V3では特定のCAS request等を除き無線にルールはありません。伝わる話し方で大丈夫です。慣れない日本語を使うと混乱の原因になるので簡単な言葉で話すのがいいと思います。
それでは改めまして設定方法です
まず電源入れるとこんな感じだと思います。
下のPageのところを何回か押しますと設定のページに行きます。
SETUPを選択します
まずは時間の設定です。TIMEを押してください
TIME FORMATは12時間と24時間が選択できます。
TIME ZONEはオートで取得もできますが、TOKYOにセットしてます。
UNITS、というメジャーと角度みたいなアイコンの奴が規格を設定するところです。
ここでPOSITION FORMATをMGRSに選択します。
ヤードポンド法との決別を果たすためにDISTANCE/SPEEDはMETRIC(メートル法)を選択しましょう。
VERTICAL SPEEDもM/SECにすれば完全日本仕様に。
以上で設定は完了です!
直ぐに使用する時はWAYPOINTでポイントを登録すればトップ画面で座標が表示されます。
GPXデータで現地でポイントログ取れたら共有できますね。ちょっとやったことないので出来るか微妙ですが、ランドマークとか道でトラック残しておけばGPS受信機持ってる人に共有できるので当日がぐんと楽になりそうです。
と言うことで、今回は設定方法と使用している地図についての解説でした。分からないことがあればDMでもこちらでも結構ですのでお気軽にご相談ください。
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