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ビッグママのふりをしてみる

先月からボーカルレッスンを受け始めました。

きっかけは歌ってみた企画への参加だったのですが、ちょうど自分の歌を何とか改善していきたかったので、受けることにしたのです。

まぁ、終活の一環でね。


少しネタバレになるんですが…


もう31年程前、『Mama I Want to Sing! 総集編』を観に行った時に、作中でのバックコーラスの紹介があり、3人目の恰幅のいい女性コーラスの方が、

「Billie Holiday!!」

と紹介され、客席から笑いが漏れるシーンがあり。


私はその頃、大学4回生にして、歌を習っていて、どちらも京都だからと、家賃補助のある新聞配達のアルバイトをしていて。
そして、下宿先の部屋に持ち込んでたビデオで、母に録画して貰っていた『ビリー・ホリデイ物語』を観たとこだったんですね。


あっ、いいな…って泣きそうになってました。


昔、季刊コバルトにオムニバス掲載されていた、カモメ物語(喜多嶋 隆著)に『もしも君がジャニスなら』にも、たこ焼き屋さんの女性がもしかしたら…って話も思い出してて。

ずっと、頭でっかちに耳だけ肥えて(いや身体も⁉)歳を重ねていく自分には、そんな【過去の栄光】などはないんだけど。
「あの人何者!?」感が出せるように頑張っていけたらな、と、ふと野望が過ぎった次第。


いっそ、ビッグママのふりをしてね。

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