海に住んでみたい
人間のまま、海に住もうとは思わない。
生まれ変わるなら魚が良い。
特に水中のプランクトンを食べて、生きる魚たち。
彼らの人生、、いや、魚生はとても充実しているような気がする。
魚たちは、あのサイズの割に移動速度が早い。
人間の歩く速度なんて、人間の身長と比べてみたら、あまりにも遅すぎる。
魚たちは、自由に、あの広大な海の中を泳ぎ回れるのだろう。
そして、食べ物を得るためにあくせく働く必要もない。
ただ、ただ泳いで、口をパクパクさせてれば、勝手に口の中にプランクトンが飛び込んでくる。
なんと羨ましいことだろうか。
いや、知らないだけで、魚たちもプランクトンを集めるのに、とても苦労しているのかもしれない。
それでもあの広大な海の中を上に下に右に左に自由に泳ぎもある。あの姿はとても気持ちが良さそうだ。
肉食の魚に食べられてしまうと言うリスクや恐怖はあるかもしれないが、それでも羨ましく感じてしまう。
人間たちは、なぜか宇宙について知ろうとすることが多いみたいだが、実は海の中もまだまだ知られていないことがたくさんある。
人類は、海について、まだ5%しか解明できていないらしい。
海の中とは、一体どのような世界なのだろうか。
とは言え、魚の中でもマグロにには生まれ変わりたくない。
マグロたちは、水中の酸素をかき集めて、呼吸をするためにずっと泳ぎ続けていなければならないらしい。
それは私たちが明日生活するために、必死で労働に励んでいるのと、何ら変わりは無いのではないか。
追い詰められるために海で生きたいわけではない。
私がやりたいのは、海で自由を謳歌することだ。
人類も先祖の先祖のその又、先祖には、海で生活していたらしいが。
なぜ人類は陸に上がろうと思ってしまったのだろうか。
このようなことを考える私は、もうストレスで限界なのかもしれない。
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