そこにいない

仕事の飲み会の帰り。
こういうイベントが終わったあといつも思うのは、
「あの場所にいたのは抜け殻の自分だったな」
という感覚。

仕事の飲み会だからそういうふうになっている、というわけではない。
よっぽど親しい間柄でないかぎりはいつも抜け殻だ。

他の人がイメージしている人物像に寄せようとしながら喋るし
なるべく佇まいもそのように心がける
期待を裏切らないようにしよう、と思ってやっているのか
単にそこまでの個性というものがないからそうなってしまうだけなのか
自分でもよくわからない。

ただ、こういう自分は人に好かれないだろうなということだけは
日々実感する。とくに同性(女性)には。
女の人は自分みたいに、自分自身の感情を言葉にのせずにコミュニケーションをとるような人のことは、得体が知れなくてちょっと不気味に見えるのだろうと思う。

直したほうがいいのだろうな、と片隅ではいつも思う。
でもその方法はいつもわからない。



ひとり暮らしを始めてみてそろそろ1ヶ月。

漠然とあたまの中だけで思い描くのと、実際生活をしてみるのとでは
やっぱり違うな、と実感する。

ひとりは寂しいというのも、生活してみてはじめて実感した。
逆にひとりでよかった、という時も。(ひたすらに考え事をしたい時とか)


そういうことをちょっとずつ知っていきたい。




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