真白鹿

創作ユニット『真白鹿』(有村鹿乃子(短歌)+汐田千鳥(小説))のTwitterです。文…

真白鹿

創作ユニット『真白鹿』(有村鹿乃子(短歌)+汐田千鳥(小説))のTwitterです。文フリ出店目指してゆるやかに活動中✍ このnoteでは、お互いの関心事について書いていきます。

最近の記事

夏の陽射し

永遠に続くように思われた梅雨が明け、やっと夏が来た。今年の夏は、力強く、凶暴な感じさえする。まるで、疫病で弱ってしまった人間社会に自然の力を誇示しているようだ。 なんだか今年は、時間が止まってしまっているような錯覚に陥る。もしかしたら、心を3月に置いてきてしまったのかもしれない。それでも季節は流れ、夏がやってきた。 私が夏を感じるのは、こんな瞬間だ:家から外に出た途端、強い陽射しをうけ、目を細める。うなじがチリチリと熱く、いつもより日向と日陰のコントラストを濃く感じる。大

    • 春の始まり

       4月に入り、生活が一変してしまった。勤務時間が時短に次ぐ時短でどんどん短くなってゆく。習い事は一時的にお休みになり、友人には会えなくなり、家族は自宅待機になって24時間家にいるようになった。  それでも基本的な生活は何も変わらないと思っていたが、気がつくと創作の手が止まっていた。頭に何も浮かばない。そういえば本も読めていない。時間ばかりが豊富にある中、家族がつけるテレビの音やネットのニュースに翻弄されて一日が終わる。  何もしないよりは、と料理に凝り始めた。最初は冷凍し

      • 近況、そして最近読んだ本

        3月から始まった在宅勤務の期限が、GW明けまで延びることになった。不慣れに感じていた在宅勤務も、あっという間に一カ月が経過して驚いている。 時たま外出をする際に、人気がない道で、薄紅色をした雲のように桜が咲き乱れているのを見るのは、不思議な感じだった。『来年は、また皆で楽しくお花見ができますように』思わず心の中で祈ってしまう。引きこもりの日々。 「在宅勤務期間中は創作に励もう!」なんて思っていたが、そこは晩年筆不精の私、そんな簡単には事が進まなかった。家で働くなら体力が温

        • 執筆中

          長年読まず嫌いだった太宰治の小説を読んでみたら面白くて小説が書きたくなった。勢いで書き始めてみたものの、文章が太宰調に……。まあ、のってるうちに書き上げて、後から文体直せばいいか、ととりあえず書いています。 今月は雑事に流されて短歌もあんまり作っていないので、この辺から心を入れ替えて創作の時間をちゃんととりたい。小説、エッセイ、短歌、来年は今年よりも多く応募できますように。 有村鹿乃子

        夏の陽射し

          一昨日の東京新聞に短歌が載っていたもようです。確認しなくては。 内側に私をしっかり巻き込んで巻貝のごと静かに眠る/有村鹿乃子

          一昨日の東京新聞に短歌が載っていたもようです。確認しなくては。 内側に私をしっかり巻き込んで巻貝のごと静かに眠る/有村鹿乃子

          好きな本

          【有村鹿乃子】 『短歌ください』(投稿された短歌をまとめたもの)、『食器と食パンとペン』(色々な短歌を載せた素敵な絵の本)、ムーミンシリーズ(トーベヤンソン)、メアリーポピンズシリーズ(P・L・トラヴァース) 【汐田千鳥】 『嵐が丘』(E・ブロンテ)、『ミタカくんと私』(銀色夏生)、『西の魔女が死んだ』(梨木果歩)、『ハウルの動く城』シリーズ(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)、『西の善き魔女』(荻原規子)

          好きな本

          自己紹介

          【有村鹿乃子(ありむら・かのこ)】 2018年春から新聞、テレビ、雑誌などに川柳、エッセイ、短歌の投稿をしてます。 鹿と鳥とネコ科の動物全般が好き。北欧雑貨とインド料理が好き。一人旅で世界一周が夢。 【汐田千鳥(しおた・ちどり)】 2018年から小説を書き始めました。詩にも興味あり。 アートと植物と旅行が好き。フランス語も勉強中。普段は商社で貿易事務に携わっています。

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          テスト

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