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パイオニアEDH/PiEDH的団結のドミナリア(DMU)注目カード(通常カード編)

眞白井エイドです。

普段はVtuber/VPW(Virtual Planeswalker)として、『MULTIVERSE HAS NO BORDER』を合言葉に、Youtube/Twitchにて、MtG(マジック:ザ・ギャザリング)中心に活動しています。

ついにやってきた『団結のドミナリア(DMU)』!!!
ドミナリアといえばの伝説クリーチャーや部族シナジー、新登場メカニズム、そしてファイレクシアンの本格登場と、かなりワクワクなセットに仕上がっております。

新エキスパンションのプレビュー期間といえば、各環境でどんな影響が出るのかの侃々諤々の議論が一番の楽しみ。

当然パイオニアEDHでもやるっきゃないよなあ!!!

ということで今回はパイオニアでもEDHでもない、【パイオニアEDH目線】でDMUの注目カードについて語ってみようと思います。
パイオニアEDHについての解説はこちら👇👓

今回は統率者の候補になる伝説のクリーチャーカードが非常に多いので、通常カードと伝説クリーチャーと分けて記事にしたいと思います。

《信仰を穢すもの》

ファイレクシアマナを疑似再現するレアのサイクル。
ライフ総量の多いEDHではファイレクシアマナは支払いやすく、そして軽量マナファクトや無法なマナコスト軽減が少ないパイオニアEDHでは、行動回数が増える点でこのサイクル自体が優秀ではないかと思います。
5マナは通常EDHではちょっと重いですが、パイオニアEDHでは普通のマナ域。
そして何より《ウィノータ》から出る。
しかも出すトークン人間じゃない。なんで???
白パーマネントを連打し、横並びを支援するデッキとなると《エーデリン》とも相性がよさそう。
新伝説《国王ダリアン四十八世》でも非常に強く使えると思います。

《力線の束縛》

帰ってきたメカニズム・「版図」能力持ちの瞬速追放エンチャント。
基本土地タイプの数だけコストが軽くなります。
触れるパーマネント種に制限がなく、かつ瞬速は見た目以上にやばいです。
「ゆーて3色デッキで頑張って3マナ、現実的には4マナやろ?」とお思いかもしれませんですが、瞬速4マナでクリーチャーを追放できる《放浪皇》があんなに重宝されているのに、瞬速3マナで万物を追放できるコレが弱いわけが無かろう。
多色で白が入っているデッキなら万能除去として雑に入れていい説すらあります。
むろん、エンチャントシナジーがある統率者とは相性抜群。
新伝説《永遠の策謀家、ズアー》でクリーチャー化すると6/6接死絆魂呪禁とかいうバケモンが生まれます。《ズアー》自体も3色統率者なので3マナで撃てるのもずるい。

《一時的封鎖》

2マナ以下のパーマネントを全て一時的追放するエンチャント。
パイオニアEDHのマナファクトの標準は3マナのため、マナ基盤こそいじめられませんが、緑がらみのデッキのマナクリーチャーを全部吹っ飛ばしたり、トークンを全部吹っ飛ばしたり出来るのは非常にえらいです。
やめて!!!《ジェトミア》に撃たないで!!!

《セラの模範》

調整された《夢の巣のルールス》能力持ちの天使。
こういうカードはプールが広いほど強いので、スタンダードよりは活躍してくれる場面が多そうです。フェッチもあるし。
また、ライフゲインは殴り環境のパイオニアEDHでは染みますね。
《天頂の探究者、カーリア》《軽脚》と相性良さそう。

《戦闘研究》

《好奇心》系のドロー能力付与エンチャント。
伝説のクリーチャーに付けると+1/+1修整と護法1がつきます。
《ラフィーン》の強さの一端になっていることからわかるように、護法1というのは数字の見た目以上に強力。
タフネスが上がるのも、火力除去やマイナス修正をかわせるため偉いです。
青で回避能力を持っている統率者のお守りとして入れるのもいいのではないでしょうか?

《ヴェズーヴァの複製術》

悪いことしそう~~~にあふれたテキスト欄。
パイオニアEDH範囲でも無限がありそう(勘)
《面晶体の掘削者、ザダ》と組み合わせるとおそらく大変なこと(大変なこと)になります。

《ヴォーデイリアの呪詛抑え》

各フォーマットでマーフォーク好きの期待を一身に背負う新規ロード。
こちらもレアのサイクルです。
パイオニアEDHでは《マーフォークの霧縛り》に次ぐ2枚目のロード!
《オラーズカの暴君、クメーナ》でマーフォークデッキが成立するようになるかも?

《ザルファーのフェイジング》

トークンを渡してしまうとはいえまさかの青い全除去!しかも4マナ!
青のリセット手段《サイクロンの裂け目》より大幅に軽く、青絡みのコントロール統率者なら入れて損はなさそう。

《ローナの渦》

PWも触れるようになった《送還》ですが、真価はキッカー能力。
黒青込み4マナでほぼほぼ追放除去です。
EDHはシャッフル手段が多いので、サーチを持つデッキ・ドローが強いデッキ・トップつよつよマンには引き直されるリスクもありますが、いつ引いても嬉しいカードというのはありがたいです。

《底への引き込み》

「版図」持ちの全体除去。
全体マイナス修正はパイオニアEDHでは貴重で、条件は厳しめですが最大マイナス6まで行けるカードは初めて。
ちなみに全体マイナス修正は固有色黒緑で-2/-2修整の《締め付ける瘴気》も増えました。
3色以上の黒入りデッキなら、2枚目の《衰滅》《黄金の死》《ヤヘンニの巧技》として入りそう。
ゲートコンがまた強くなりましたね!

《シェオルドレッドの修復術》

このマナコストでの無制限のリアニメイトはパイオニアEDH初!
ライフルーズのペナルティも統率者戦では影響少なめ。
固有色が白黒なので、黒単統率者には入れられないのが残念がる人が多そう。
白黒入りで積極的に切削するのは《死の頂点、ネスロイ》なので、そこには入るかも?
どちらかと言えば今後の白黒入り統率者の可能性を広げてくれる1枚かもしれません。

《ギックスの残虐》

こちらもパイオニアEDHでは非常に強力かつ軽量のリアニメイト、そしてチューター!チューター!?!?
相手の墓地からもリアニメイトできるので、パーティー要素的にも◎ですね。おい。
「先読」で好きなものを選んで始められるのもあり、なかなかやりおる1枚になりそうです。

《影の儀式の司祭》

《タボラックス》のオリカ クレリックロード、そしてクレリック1体サクリファイス+5マナでデッキから黒のカードを戦場に出すというなかなかに無法な能力を持っています。
パイオニア範囲のクレリックは良質なクリーチャーが多く、ロードとしてもひょっとしたら普通に強い可能性があります。
黒のフィニッシャーにつながるカードとして使い勝手がよさそう。

《本能を穢すもの》

疑似ファイレクシアマナサイクルの赤担当。
先述の通り、疑似ファイレクシアマナ化も非常に優秀ですが、《語りの神、ビルギ》+《にやにや笑いのイグナス》+《ハゾレトの碑》でライフを犠牲に無限バーン!
白を絡めてライフゲイン手段を得れば、白赤の無限フィニッシャーになりそうです。

《混沌性変異》

《混沌のねじれ》系列の赤の除去ですが、なんと全てのパーマネントタイプを対象に取れ、一気に捲れるのが非常に強力。
そもそもパイオニアEDHで《混沌のねじれ》系の除去はなかったのではないか?(調査しきれてない)
6マナもパイオニアEDHでは十分撃てる圏内。盤面をひっかきまわす1枚として映えそうです。

《ヨーティアの宣戦布告》

《ウェザーライトの艦長、ジョイラ》などのアーティファクトシナジー統率者で使いやすい2マナ除去、そして《ウィノータ》にとってはガチャ回数を増やしつつチャンプブロッカー除去が出来る1枚。
今後、『兄弟戦争』などでアーティファクト系の統率者が増えそうなので、期待値も高い1枚だと思います。

《ランドヴェルトの大群率い》

普通のパイオニアでも使われそうということは、パイオニアEDHでも使われそうということですね。
パイオニアのゴブリンもなかなかに強い!
そしてこのカードは、ロードだけではなくなんと「全除去耐性」を付けてくれる!(※《告別》は無理)
全除去だけではなく、突っ込んで死んだトークンが普通のクリーチャーになって帰ってくるというだけでも強いです。
ゴブリン系統率者なら必須の1枚と言えると思います。

《葉冠の幻想家》

緑の気軽なドローは強い!!!
パイオニアのエルフもなかなかに粒ぞろい。エルフが多いならぜひ入れたい1枚です。
穢すものサイクルもそうですが、ドロー誘発は「唱えたとき」なので、打ち消されても発動の余地があるのはありがたいですね。

《未発見の脅威》

緑の《けちな贈り物》!?
相手に選択してもらうとはいえ、3マナ2枚サーチは破格。
緑は同型再販・近い役割のカードも多いので、序盤のマナクリ確保にもフィニッシャーサーチにも使えるのはうれしい人が多そう。

《羅利骨灰》

近いカードに白黒緑の《ネスロイの神話》がありますが、色拘束が1色減ってマナコストが1増え、追放になった。強くね?
黒緑の万能除去としてどんな統率者にも入りそう。

《シルバーバックの古老》

5/7の頼もしいスタッツととんでもない常在能力。
流石のトリプルシンボルなので多色統率者には入れづらいのがやや難点。
《梓》《キナン》は全然出せる上に能力がぴったりなので、かなりの強化パーツになりそうですね。

無色

《英雄の家宝》

殴り統率者を支援してくれる軽量装備品。
パワーを上げて速攻を付けたくて今後の強化が見込まれる【歴史的】シナジーを持つ統率者と言えば?
そう、《クルーグの災い魔、トラクソス》ですね。

他にも《エターリ》《ガルタ》《イルハグ》《年老いた骨齧り》など、速攻でぶん殴りたい統率者は数多いるので、貴重な速攻付与手段として入りそう。

《カーンの酒杯》

スタックス置物。
フェッチランドを縛ったり、疑似ファイレクシアマナを縛ったりできるうえ、豪快な全除去能力を持っています。
しかも『追放』なので《大いなる創造者、カーン》で回収できるという。
コントロール系統率者はぜひセットで入れたいところ。

《伝説の秘宝》

新規3マナマナファクトしかも《樹の神、エシカ》の常在型能力付き!!!
《隠された手、ケシス》で伝説のクリーチャーを連打するもよし、アンタップ能力を上手く使って悪い事をするもよし。
そうでなくても殴れなかった・殴れない統率者がマナになる。
ノータイムで入れていい1枚だと思います。

《発掘されたマナ労働機》

新規2マナマナファクトだーーーーー!!!!!!!!!!!!
パイオニアEDHでは本当に貴重な2マナマナファクト。
回数制限付きとはいえ、えらい。
タフネスが3なので除去に巻き込まれづらいのもいいですね。
これも積極的に入れていい1枚だと思います。

土地

《英雄の公有地》

《伝説の秘宝》に次いで伝説クリーチャーシナジーを持つ土地。
素で置いても統率者(正確には伝説)限定の《統率の塔》のように振る舞ってくれるため、軽量統率者でないと使いづらい《モックス・アンバー》のように、統率者を選ばない点がえらいと思います。

《スランの門》

まさかドミナリアで門デッキの強化来るとは思わないじゃん??????

ということで基本土地タイプ付きマナの合流点的ファスト門です。キャラが濃い。
門デッキ以外には…どうだろう…入るかな……版図達成を狙うなら入るかなー。素では基本土地持ってないので、サーチに引っ掛けづらいのがちょっと残念。

ペインランド(ダメージランド)

全色ではありませんが、ついにペインランド(ダメージランド)が再録!
友好色のマナベース事情が楽になりますね。
これは通常パイオニア的にも嬉しい。

基本土地タイプ付きタップインデュアルランド

通称が長いんよ
基本土地タイプサーチ能力の対象に取れる土地が増加。
タップインではありますが、ランプデッキやコントロールデッキでは気になり度は低いと思うので入れてもいいかな?


ということでざっくりと拾っていってみました。
こうやって見ると黒・赤・緑の強化が多い気がしますね。
あとマナベースの改善がすごい。

他にも触れきれなかったカードはたくさん!
ぜひ、みなさんのパイオニアEDHオリカを探してみてください!


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