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アラサー帰国子女、英検1級に合格する(2次試験結果レビュー)

2023年3月14日、私は英検1級に晴れて合格しました!
忘れないうちに、合格発表当日の気持ちと、二次試験の振り返りを綴りたいと思います。


自己紹介

アラサー2児の母。2023年3月時点で育休中。
TOEIC最高945点(4年前くらい)
英検準1級取得(20年前くらい)
米国在住経験あり(小学生 3年間)
英語のスキルは、リスニング問題なし、リーディング問題なし、文法は高校生以下レベル、語彙力7600以下、ライティングは文法ミス多すぎ、スピーキングは話せば通じる

合格発表当日の様子

奇しくも、合格発表は3月14日、結婚記念日でした。
主人は私と子どもたちを連れて、日帰り旅行に連れて行ってくれました。

「合格発表は13時でしょ?その時にカフェでケーキを食べながら合否を見たらいいよ」

ついでにそのケーキ代がホワイトデーのお返しとのことで、セッティングしてくれたのでした。ありがとう主人。

お昼に食べた鰻屋さんが人生イチ美味しかったのと、カフェのケーキは私が一番好きなお店なので、とても良い一日になりました。

これで合格してなかったら、こんな素敵な結婚記念日までむなしい思い出になってしまうな・・
と謎の緊張感がありました笑

時間の少し前に、英ナビにログインしておこうと思ったのですが、なぜかログインできず、そうこうしているうちにケーキがきてしまい、ロードしながらケーキを平らげてしまいました。
結局主人のスマホからログインして、結果を見ることに。

ご、

合格ーーーーーー!!

(後から気付いたのですが、英ナビログインのセッションアウトが原因でした。合否確認は英ナビログイン→英検IDで合否ページログインと2段階あり、一段階目のログインが切れているのに英検IDを入力してエラーになっていた)

二次試験結果の振り返り

二次試験の結果は以下の通りでした。

前回の、二次試験終了後に書いた記事で自己評価をしていたのですが、ほとんど一致していました。予想通りのところに落ち着きました。
■自己評価と点数の差異
・Short speech 6/10  →評価通り
・Interaction  10/10  →評価より-1
・Grammer~   7/10  →評価より+1
・Pronunciation  8/10  →評価通り

Short speech

6点・・・この点数ということは、2分より20秒前後短かったか、5秒ほど沈黙したことで減点されたか、トピックに対してややずれた回答だったか、挙げた2つの理由が主張に対して論理的な繋がりが弱く、説得力がなかったか、全部が減点対象だったか・・と色々敗因が浮かびます。
一つ言えるのは、自分なりに落ち着いてスピーチできていても、やはり付け焼き刃のテキトーな論じ方では通用しないということでした。主張と根拠の構造とかですね。つまりスピーチ自体の原稿の精度です。(用意したトピックかどうかではなく、スピーチの組み立て方の精度)
ここは単純に準備不足だったと思います。

Interaction

9点。満点つけてくれてもよかったのに・・と思いましたが(笑)
Twitterでは満点取られているすごい方もいたので、自然にQAなどに受け答えできているだけでは満点はもらえないのでしょう。
QAの意図にうまく沿っていない返答を1問した覚えがあるので、そこが減点対象だったかもしれません。けれど、全項目の中では一番自信のあった評価項目でしたし、予想範囲内の結果でよかったです。

Grammer&Vocabulary

8点。思ったより点数が高かったです。
Writingではこの項目がかなり低かった私なのですが、口語だと簡単な文章しか使わないので、文法ミスのアラが目立たなかったからでしょうか。(時制とか全部現在か過去くらいだしね)
私がよくやってる文法ミスは、三単元のS間違いと冠詞忘れなので、口語では細かすぎて減点されなかったのかも。
オンライン英会話の先生にも言われましたが、構文が正しく使えているので大丈夫ですよ、と評価もらっていたので、スピーキングのGrammerってつまり構文が大事なのかな、と思いました。
Vocabularyはわからない・・1級単語を2、3個入れたくらいかな?alleviateとか。

Pronunciation

8点。これは言語化しづらいところですが、カタカナ英語ではなく、ちゃんとアクセント、強弱、スピードの緩急を英語らしくつけて話すことである程度取れるかなと思いました。
私は特別RとLの発音だとかthの発音だとかが上手いわけではなく、完全に第二言語的な発音なのですが、上記のポイントを押さえた話し方は出来ていたと思うので、予想通りの点数で満足です。これをさらに上げようとするなら、シャドイングとかディクテーションとかの特訓がいるでしょうね。

英検1級に合格した!

今振り返りを書いてみると、スピーチもうちょっと準備すればよかったな、とか、模擬面接の回数増やせばよかった、みたいな後悔が少しあったりもするのですが。

合格の文字を見た瞬間は、

知るか!!ギリギリでも合格は合格!受かったんだもーん!!

という気持ちでいっぱいでした。
あーよかった。

英検1級って、英検の中では頂点じゃないですか。
例えば自分より凄い人なんてもっとたくさんいる。

1級を小学生で取ってる帰国子女の子とか、
満点で何回も受かってる先生とか、

でも英検1級の重みは、満点合格もギリギリ合格も同じです。
英検1級を取った人、つまり英検の頂点の人の一人というわけです。

だからいいじゃん、ギリギリでもね!

なぜ英検1級を目指したのか

英検1級を目指す人は色々な目的、目標を持っています。

大学受験の共通テスト免除に利用したり、
大学の英語の単位に替えたり、
英語教諭の実力証明のためだったり、
英語コーチの箔付けだったり、
ビジネスで英語を使用する人だったり、
資格を取っておきたい人だったり、
英語を究めることが目的だったり。

色々ありますが、私は所謂自分の箔付け、転職活動を少しでも有利にするために受けた人です。
受かればいいという立場の人です。
なので、今回の結果は願ってもいない幸運でした。
勉強もしたけれど、幸運でもあったとおもいます。

とはいえ、受かったからもう永遠に勉強さよならというわけではない、と今回気持ちを改めたのも事実です。

英検1級をもう一度受ける気はないですが(受験料高いし)、今回英検を受けてみて、英語を勉強するということに対して、楽しいという気持ちと、向いている!という気付きがありました。
Twitterでも、いろいろな立場の方達が、様々な手段で、コツコツと勉強され、結果を出していき、お互いに高め合ってもいました。それに私は大変いい刺激を受けました。
皆さんほどではないけれど、私も頑張って勉強したし、そのおかげで合格することができた。これは自信に思っていいことでしょう。
これから転職活動を私はしていくわけですが、英語を使った仕事につきたい、と今までぼんやり思っていたことに対して、決意を新たにできました。

私は勉強を続けることが大の苦手です。
けれど、英語は好きだし得意。書くのは苦手だけど、話すのは好き。
だから、できることなら英語を使って仕事をして、英語をどんどん磨いていきたい。

英語はあくまでツールであり、英語能力だけをベースにする職につくのは難しいことだと認識しています。けれど、好きなことに少しでも携わって仕事をしていきたいなという、前向きな気持ちで、転職活動を始めたいなと今は考えています。

英検1級を受けること、合格することは、私の転職活動において必須ではありませんでした。けれど、自分の能力の価値に自信を持つことができました。本当に私が英検1級を目指した理由は、これだったのかもしれません。

育休を取って、時短で復帰し、また育休に入った私。
会社にとっては扱いにくい労働力だろうし、幼子二人の母が転職活動しても、自分の価値なんてないんじゃないか、と不安に思っていた私。今も不安はあります。
そんな私は、英検の頂点という価値を持つことで、自分自身に自信を持つことができました。私が英検1級に合格したことで得たものは、きっと自信です。

それを活かすことができるかどうかは、これからの転職活動にかかっているわけですが、いい方向にいくように、がんばってみようと思います!

今後の記事について

最後は所感と決意表明のような形になりましたね・・。
覚書と、誰かの参考になればいいなと思うので、勉強方法や使ったアプリ、サービス、参考書をまとめた記事をまた書いていこうと思います。
もしよろしければフォローして待っていていただけると嬉しいです。
もう少しお付き合いよろしくお願いいたします。

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