受講者の2タイプ別研修ポイント/食とまなびのブログ

世の中には学ぶこと自体が好きだという人がいる。
研修やワークショップに積極的に参加し、本が常に鞄と携帯やタブレットに入っている。
こういう人にとって、Facebookは神アプリだと思う。
Facebookによって、今まで一生懸命探さないと見つからなかった研修やワークショップがいとも簡単に見つかるようになった。
見つかるどころか『こんなのありますよ♪』とアナウンスまでしてくれる。
本当に便利な世の中になったもんです。

こういった人が陥りやすい罠は、学んだこと自体で満足してしまい、行動変化がないということ。
私自身もまさしくこれ!
気を付けねば。

従って、こういった人に研修をするときには、行動変化を促す仕掛けがポイントとなる。

もう一方、学ぶことをそこまで好きではない人、さらに言えば、学ぶことが嫌いな人もやはりいる。
業界の傾向もあるかと感じる。
たとえば、私の顧客に多いサービス業の方々は、医療業界の方々よりも明らかに学びを嫌う人が多いと思う。
こういった人に研修をするときには、分かりやすさと楽しさが特に重要になってくる。
そうでなかったとしても、『分かりやすさ』と『楽しさ』は学びにおいて最重要だと思っている。

いかに分かりやすく、いかに楽しい研修にするかについて追求しています。

●分かりやすさ(易しいこと)
①理解しやすさを作り出すために
理論があることで考え方が分かる。
理屈が通っているで納得性がある。
言葉が平易であることで理解しやすい。
絵や図で多様な人に伝わりやすくなる。
具体的にすることでイメージしやすい。
細分化することで明確になる。
絞り込む(あえて情報を削る)ことで基本が分かる。
②気づきやすさを作り出すために
アウトプット(言語化、伝える、やってみる)を入れることで自分事になる。
映像や他者評価などで自分のことを客観視しやすくなっている。
体感ワークで捉え方を多様化できる。

●楽しさ
分かりやすいから楽しい。
成長実感出来るから楽しい。
他者から評価されるから楽しい。
ポジティブアプローチで楽しい。
非日常体験で楽しい。
うまくいかないから楽しい。
成功イメージが湧くから楽しい。
ゲーム感覚で楽しい。
やってみるから楽しい。

感謝します。

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