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PyCon参加記録 - 長蛇の列に寄り添う

私たちシンプルフォーム株式会社(以下、シンプルフォーム社)は、PyCon JP 2024にゴールドスポンサーとして出展しました。PyCon JP 2024の運営に尽力された関係者の皆様、弊社のブースにお越しいただきました来場者の皆様、ならびに出展チームを多方面でバックアップしてくれた弊社メンバに、この場を借りて御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

何故私たちがスポンサーとして協賛したか

シンプルフォーム社は、「全ての事業者がフェアに繋がれる世界」をミッションに掲げています。世の中には、規模も大きく知名度も高い企業が存在する一方、規模や認知度が不十分で金融機関がもたらすエコシステムに参入できない事業者とが存在します。創業当初、弊社はエコシステムに参入できない会社の一つであり、金融機関からの口座開設において謝絶された経験があります。事業活動の妨げとなる情報の非対称性を解消するために、我々は活動しています。

弊社では、SimpleCheckやSimpleMonitorを開発しています。これらは、法人や個人事業主の実体性やリスク情報の調査を効率化するシステムです。これらのシステムにおいて、サーバサイドのプログラミング言語としてPythonを採用しています。

Pythonは利用者が多く、豊富なライブラリがあり、さまざまな用途に対応できる言語です。私たちはミッションを達成するために、コミュニティ活動が活発的であり、かつ長い歴史を持つPythonを引き続き活用していくこととなるでしょう。そこで、Pythonコミュニティの一層の発展を希望し、この度はスポンサーという形で支援させていただくこととなりました。

舞台裏とブース企画

社内決裁の取得後、PyConプロジェクトチームを設立し、エンジニアだけでなく、広報やデザイナーの皆さまにもスポンサーブースの企画にご協力いただきました。「等身大の私たちを見せつつ、Pythonコミュニティにどう貢献できるか」を議論し、その結果、社内の業務やシステムの一部をブース企画に取り入れました。

構築したブースを以下に示します。私たちは、白と黒(デジタルカラー)を基調としたデザインのブースを設計しました。デザイン自体は弊社のデザイナーチームが手掛けたものです。

準備日における設営後のブース

ブース企画としては、屋外写真からの位置推定ゲームと、企業ネットワークの可視化システムの投影を行いました。屋外写真からの位置推定ゲームはGeoGuessrという既存のゲームと類似しており、弊社が独自に用意した屋外の写真から、日本国内における位置を特定するものです。

当日は多くの来場者にお越しいただきました。エンジニアの方々とはテクニカルなディスカッションを行うことができ、また、エンジニアではない方々ともブース企画を通じて交流することができました。改めまして、来訪いただきました皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

当日のブース状況

PythonやPyConとどのように関わっていきたいか

Pythonは、早くから科学技術計算や学術研究の分野で採用されてきました。そのような経緯もあり、近年では人工知能技術の開発にも頻繁に活用されています。多くのユーザーに支持され、今や最も活発な言語の一つと言えるでしょう。

私たちは、Pythonのユーザーにとどまらず、エコシステムやコミュニティへの貢献を目指しています。今後は、OSS活動や講演活動に積極的に取り組んでいきたいと考えています。未来のことは断定できないものの、来年度以降のPyConにも参加していく所存です。

最後に

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。改めてでございますが、PyConにて交流いただきました全ての方々にこの場を借りて御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

弊社は毎週金曜日にオフィスを会場に、さまざまなゲストをお招きして交流会を実施しております。 ▼オフィス、交流会の雰囲気について知りたい方は、ぜひ以下の記事をご参照ください。 https://note.com/simpleform/n/n64f9002cc296

10/11(金)・10/18(金)の両日はエンジニアDAYと題し、このたびのPyConでお知り合いになった方々や、エンジニアのゲストを優先してお招きしています。10/18(金)については席に余裕がございます。ご参加をご希望の方は、私のXアカウントまでお気軽にDMください。

引き続き、弊社シンプルフォーム社のことをよろしくお願いいたします。

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