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動物って、見様によっては可愛い、見様によっては不気味、そして生き抜く

 日々、散歩・ウォーキング、定例のコース。ため池がみっつ。その一番小さな、人工的でないため池、江戸時代に作られたようだ。他のふたつは、日本の近代化、工業化、住民増加で作られたらしく、農業・工業、都市配水等あらゆる水資源に活用されている。その間にある、自然なため池、時折、藻やらなんやら、浮いたり湧いたりしている。管理組合みたいなのが、適切な維持に努めているようだ。

 他のふたつは、組織的・行政的な管理がなされており、池の面には、入ったり、釣りしたり、投げ込みのないよう、様々手配や配慮がなされている。監視カメラのようなものもある。周囲には、一般市民の散歩やジョギングなどのための配慮や、立ち入り禁止の指示・告知が結構、ある。

 そんななか、写真の動物。名前は知らない。マーモットとかいう説もある。ネズミの大きなやつという程度、あまり危険はないと思い込んでいる。この辺りの池では、よく見かける。初めて見たときは、なんだこれは?と思ったけど、慣れると、別に危険でもないしって感じ。人間との共生、他のカモや鷺とも、特に食い合いは見られない。追っかけあいはしてるが、殺伐なものではない。この池に住んでいる。

 人間が飼っているいるわけではないので、野生であろう。気は許しているが、場合によっては、何がい起きるかわからない。心の底では、最悪の状況も考えておくのは必要だろう。

 なにがあっても、対応できるよう油断はしない。

 住み着いている鷺だって、別に危険はないと思うが、あの長い嘴で刺された痛いどころでないし、体当たりされても大けがをする。こっちが悪さをしなければなにもないと思うものの、向こうは、どう考えているかわからない。写真撮って、機嫌損ねるかわらない。人間と動物とは、考え方が違う。よく知った動物、例えば犬、風呂に一緒に入れたら、ものすごく怒っていた。攻撃はしてこないが、かんかんになって、濡れた毛並みを私の部屋で拭こうと必死の形相だった。そこまで怒らなくていいじゃないかというのは人間の発想、ごめんね。

 お互い共存だ。この地球で、同じ地域で生を愉しんでいる、仲間なんだ。

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