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お盆近し、とはいえ仏様は。

 なんとなくお盆、この3月11日に母を亡くした私にとっては、非常に重要な初盆であるはず。でもコロナで、帰省や初盆という心境や状況にはない。15日を迎えても、合掌あるのみ。

 日本に根付いている仏教、実際は、どんなものか。僧侶の読経、まったくわからない。個人としては、なんとなく弘法大師・空海上人様、ストレートにお大師様と言いたい。先祖伝来の宗派は、浄土真宗西本願寺派、あまり関係ない。

 お大師様は、いろいろあった。話せば長いので省略、省略してはいけないことも多々ある。一番感動、驚いたのは、現妻との結婚を母に報告したとき、なんと「鬼無の先生に相談する。」との意見、早速、鬼無の先生とやらに、氏名・生年月日等を書いて渡した、全然、半信半疑。仏壇に向かって読経、祈祷。回答「OK、お大師さん、えぇっていうとるわ。」母も了承、すんなりことは、運んだ。先生の補足は、家の構造、妻の性格や美醜、今後の在り方など指導があった。そんなこんな、理解不能ではあったが、とりあえず40年連れ添っている。そんなことわかるのかなとおもいながらも。

 母は、わが弟の縁談も質問した。答えは、「お大師さん、わからんゆうてる。この弟さん、その気がない。」と。いまも独身。65歳。

 閑話休題。お盆は、亡くなった人の霊魂が現生に帰ってくるのをお迎えする。母の場合、根拠地や死亡の地は四国なので、そっちに帰るとして、私は行けない。コロナの蔓延防止重点措置だからというわけでもない。多くの諸般の事情がある。

 いずれわが身の振り方もあるので、娘たちに迷惑をかけないよう早急に準備するつもりだけれども、なかなか。

 お盆を迎えて、人の死について思いました。この時期、マスコミも大変です。例年、広島の原爆、長崎の原爆、終戦記念日など連続して、戦争反対が叫ばれます。戦争は、原爆やアメリカ軍の無差別爆撃だけではないのです。

なぜ日本がアメリカと戦争する暴挙にでたのか、学校では教えてくれませんでした。ならば自分で勉強するしかありません。私の生まれたのは、1952年で、朝鮮戦争の頃です。ソウルへ観光旅行に行ったとき、戦争博物館というのがありました。入り口には、大きな大きな石碑があり、アメリカ軍の戦死者が州ごとに名前がフルネームで刻まれていました。ちなみに、ブラザーフォードという映画もありました。いい映画でした。戦争映画、残虐だからと非難する向きもありますが、戦争を極力、避けるためにも、生命の貴重さ、脆さを実感するいい機会だと思います。

 いまもアフガニスタンほかで、殺し合いが続いています。中国は台湾を、北朝鮮は韓国を、いつでも攻撃、戦争開始を準備しています。日本だって、いつ巻き込まれるかわかりません。戦争反対とテレビに出ているだけでは、どうにもならんと思っています。

 個人的には、私は、アメリカ、韓国、台湾みんな大好きです。中国も観光旅行で親切にしてもらいました。無駄な戦争は、絶対避けましょう。

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