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坂本龍一さんの最期の日々の自伝が出る。とりあえず読みたい、それから

 高齢になるにしたがって、老いていくこと、いろいろな思いを書いた本を読んだ。それなりに自分自身の老いへの考えの方向性が時間がかかったけど、固まっていった。
 文章を書ける人が書いたもの、老いや死を語るものでなくても、永い間、生きてきた人の残した文章や言動の記録、自分なりに考えて、理解し自分の考えが決まった。
 老いや死、気力、体力が衰え、しだいに自分でなくなる、自分があっても、もう過去の自分とは比較にならないほど、弱って、しかも変貌していく。
 なかには、そんな自分でりたくないと自死する人もいる。それはそれで、その人の生だ。
 自死した人、弘法大師であり、三島由紀夫であり、その他多くの人たち。
いずれにせよ、死んだらすべては終わる。名誉も何もない、残らない。
 坂本龍一さん、世界的な音楽家だそうだ。私は、あまり知らない。音楽そのものは好きだ。クラシックの一部、歌謡曲やはやり歌、CMなで聞こえてくる音楽は心地よいものがある。坂本龍一さんの音楽も、たぶんその中にあっただろう。
 誰にせよ、癌になった、ショックだろう、死ぬかもsれない、死ぬ!
手術した、薬を飲んだ、いろいろ治療した。なのに、体力は落ち、身体はだんだん衰えてくる。精神までも衰えてくる。
 私もいつか、遠からず、その過程を歩んで、最期は必ず死ぬ。
 理屈では言えても、まだそういう情況にないので、確実ではない。
 100パーセントみんな死ぬ。
 とりあえず最後の日々、「私ももう満月を観られないのか。」というような呟きが聞こえてくる。
 前者の轍、こころに留めておきたい。
 今日は夏至、年内で最も日が長いとのこと。明日は雨、梅雨再開だ。
 おやすみなさい。明日もがんばりましょう。

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